2019年01月04日
コンテンツ番号3000
ジャンプアップの年にするため奮起を促す
平成31年の仕事始めを迎えた1月4日(木)に市役所本庁舎で、津谷市長が幹部職員ら約100人を前に年頭の訓示を行いました。
はじめに津谷市長は「日沿道鷹巣大館道路大館能代空港ICの開通や国道285号滝ノ沢バイパスの竣工など交通インフラの整備が進んだほか、クリーンリサイクルセンターエネルギー回収推進施設の完成などのハード面の整備に加え、伊勢堂岱遺跡を含む縄文遺跡群の世界文化遺産推薦候補登録、国立市との友好都市協定の締結、豪風関、高橋克典さんのふるさと大使就任、ハローキティによるシティプロモーション事業の展開など、ソフト事業面においても今までにない取り組みにチャレンジをした年であった。一方で、人口の減少、少子高齢化は進み、まちの活力低下を危惧する市民の声は以前にも増して大きくなっており、市行政に対する期待も今まで以上に膨らんでいると感じている。また、合川中学校相撲部、森吉中学校ソフトテニス部が全国大会において3位入賞を果たし、年末には鷹巣中学校女子駅伝部も全国7位というすばらしい成績を収めるなど、北秋田市の将来を担う子どもたちの活躍も目を見張るものがあった」などと昨年を振り返りました。
しかしその一方で「市立診療所における公金の不正流用により、懲戒による免職処分を下すことになったことは、私としても、また組織にとっても痛恨の極みである。皆さんにも今一度、綱紀粛正と市民の信頼に応えうる組織の構築に努めるよう改めてお願いする」などと注意を喚起しました。
職員に向けては「平成31年となり、5月からは年号が変わることとなるが、北秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略の最終年である。4つの基本目標ごとにKPI(数値目標)を定めて進捗管理を行ってきたが、その結果を基に次の取り組みにステップアップする年にもあたる。それぞれの施策に関しての成果を、ただ成果で終わらせることなく、それぞれが評価、見直しを行って次の段階へ進化させる取り組みを行ってほしい。北秋田市の将来を希望の持てる住みよいまちにしていくため、子どもたちが夢と希望、誇りを持って暮らしていける北秋田市をしっかりと次の世代に引き継いでいくためには、市職員のアイデアと実行力が上手くかみ合い、経験や所管部門にとらわれることなく提案し行動する力が必要となる」などと述べました。
新年にあたって「今年の干支は、『亥』である。イノシシには一気に走り抜けるという力強いイメージがあるが、『猪突猛進』では問題があるので『熟慮断行』し、よく考え思い切って行動する年、ジャンプアップする年になるようともに頑張ろう」などと奮起を促しました。