2011年07月10日
コンテンツ番号3974
猛暑の中、日頃の訓練の成果を競う
(2011.7.10)
北秋田市消防団(北林榮団長)の平成23年度消防団消防訓練大会が7月10日(日)、阿仁吉田地区の旧アーチェリー会場で開かれ、市内の各分団がポンプ操法などで日頃の訓練の成果を競いました。
訓練は、消防団員の消防訓練礼式及び消防操法を習熟させるとともに、旺盛な消防精神をかん養して消防諸般の要求に適応する基礎をつくり、消防力の強化を図ることを目的に、年に一度開催されているものです。
今年度の大会には、15分団と婦人消防隊から総勢450人が参加しました。
開会式では、はじめに津谷市長が東日本大震災のよる被災された方にお見舞いと1日も早い復旧と復興を願いながら「このような機会にしっかりと消防団のあり方を再認識し、有事の際には消防の基本である様々な機材の扱いなどの訓練によりしっかりとした対応ができるので気を引き締めて大会に臨んでいただきたい。これまでの訓練の成果を遺憾なく発揮していただきたい」などと激励のあいさつをしました。
また、杉渕敬輝北秋田市消防長が「このような機会でないと基本動作を学ぶことが少ないと思います。訓練を積まれてきたと思いますがさらに研鑚を積まれたい。われわれ消防職員共々改めて防災に対し、必死になって取り組むという意欲のもとに成果のある訓練大会なるように」と激励しました。
北林消防団長が、「本日の大会に向け選手の皆さんは訓練を積み重ねたと思います。これまで鍛えられた技術を十二分に発揮し訓練にあたっていただきたい。また、ポンプ車操法、小型ポンプ操法では大館北秋田支部の代表として秋田県消防操法大会に出場することになります。炎天下になりますが、悔いのない、レベルの高い訓練大会になりますように」と訓示しました。
訓練は消防訓練礼式により決められた操法と動作を、迅速かつ的確に行うもので、規律訓練、自動車ポンプ操法、小型ポンプ操法の3部門で行われました。規律訓練には5分団、自動車ポンプ操法には6分団、小型ポンプ操法には8分団の各地区から選抜された各団員が、審査員や他チームの団員が見守る中、真夏の暑さにもかかわらずきびきびと手順をこなし、これまでの練習の成果を披露しました。
また、婦人消防隊による炊き出し訓練では、米を袋に入れて釜で煮る非常食の炊き出しを実践し、手順を確認しながら有事に備えていました。
成績結果
規律訓練の部
合川第2分団154.0点
鷹巣第4分団148.5点
阿仁第1分団146.5点
自動車ポンプの部
鷹巣第3分団104.0点
鷹巣第4分団101.5点
森吉第4分団97.5点
小型ポンプの部
阿仁第1分団58.5点
森吉第5分団41.0点
阿仁第2分団40.5点
今大会の各部門に出場した分団から、7月24日(日)に同会場で開催される大館北秋田支部の消防訓練大会に代表として出場することになっています。出場隊は次の分団です。
規律訓練の部
鷹巣第3分団
合川第2分団
森吉第7分団
阿仁第1分団
自動車ポンプの部
鷹巣第3分団
合川機動分団
森吉第4分団
阿仁第4分団
小型ポンプの部
鷹巣第6分団
合川第4分団
森吉第5分団
阿仁第1分団