2011年07月11日
コンテンツ番号3973
障がい者の自立を支援する拠点機能づくりに向けて
一般公募
第1回北秋田市障がい者計画策定委員会が7月11日(月)、中央公民館で開かれ、学識経験者や障害者団体関係者の委員、一般公募の委員らが、市の障がい者計画・障がい福祉計画策定に向けて意見を交わしました。
市では障がい者福祉を推進するため、平成19年3月に北秋田市障がい者計画・障がい者福祉計画を策定しました。その計画が今年度で最終年(障がい者計画第1次、障がい福祉計画第2期)を迎えることから、新たに北秋田市障がい者計画策定委員会を設置し、今後の市の障がい者施策の方向性を示す計画として、平成24年度から29年度まで6カ年の障がい者計画(第2次)、平成24年度から26年度まで3カ年の障がい福祉計画(第3期)を策定します。
はじめに、委員会を組織する学識経験者や障害者団体関係者、福祉保健事業関係者、一般公募、行政関係から選任した13人の委員に津谷市長から委嘱状が交付されました。
開会にあたり、津谷市長は「今回の計画では、現計画の状況の評価と課題を抽出していただきながら、障がいをお持ちの方々やご家族のニーズを把握していただき、行政のみならず各方面の方々から広く意見をまとめて、総合的な障がい者福祉の計画を作りたいと考えています。委員の皆さんにおかれましては、活発なご議論やご提言をいただきながら、障がいをお持ちの方々の支えとなるような計画の策定にお力を賜りたい」などとあいさつ。
続いて、会長及び副会長の選出が行われ、委員による互選で、会長には木村久美夫氏(社会福祉法人秋田県民生協会・事務局長)、副会長には成田重昭氏(社会福祉法人県北報公会・大野岱吉野学園施設長)が選任されました。
会長就任にあたり、木村会長は「会長ということで微力ではありますが、障がい者計画と障がい者福祉計画を練り上げたい。私は北秋田市の自立支援協議会の会長をしているということで、この会長に推薦されたのだと思っています。委員のなかには自立支援協議会でも一緒に委員をしている方もたくさんいますので、自立支援協議会で上がってきた意見も取り入れながら、より良い計画を作っていきたい」などとあいさつ。
この後、事務局の福祉課障がい福祉班から、世界や国内の障がい者施策の動向や重点的に実施する施策、計画の概要、障害者手帳の交付状況などについて説明を受け、委員は活発に意見や質問を出していました。
今後、委員会は平成24年3月まで5回開かれる予定で、身体障害者手帳や療育手帳などの所有者や障がい福祉サービス利用者を対象にアンケートの実施と検証、現行計画の検証、次期計画に盛り込む施策の検討などを経て、計画の素案を作成し委員会で了承したあと、市長に答申します。
委員の任期は、平成24年3月31日までとしています。
役職 | 氏名 | 所属等 | 区分 |
---|---|---|---|
会長 | 木村 久美夫 | 社会福祉法人秋田県民生協会・事務局長 | 福祉保健事業者 |
副会長 | 成田 重昭 | 社会福祉法人県北報公会・大野岱吉野学園施設長 | |
委員 | 田村 豊一 | 大館北秋田医師会・理事 | 学識経験 |
鈴木 正幸 | 北秋田市民生児童委員協議会・会長 | ||
伊藤 清貴 | 北秋田市社会福祉協議会もろびこども園・園長 | 福祉保健事業者 | |
松田 光朗 | 北秋田市身体障害者協会・会長 | 障害者団体等 | |
小塚 光子 | 北秋田市手をつなぐ育成会・賛助会員 | ||
藤嶋 照明 | 鷹巣阿仁精神障害者家族会杏の会・会長 | ||
花田 和 | ボランティア連絡協議会・会長 | ||
工藤 隆 | ハローワーク鷹巣・就職促進指導官 | 関係行政機関 | |
菅原 文子 | 比内養護学校鷹巣分校・教頭 | ||
熊谷 義美 | 北秋田地域振興局鷹巣阿仁福祉環境部・次長 | ||
中村 智子 | 北秋田市障害者生活支援センター・相談支援専門員 | 一般公募 |