2019年01月06日
コンテンツ番号2999
安全安心なまちを目指し決意を新たに
北秋田地区交通指導隊連合会(柏木良二会長)と北秋田地区防犯指導隊連合会(戸島昭彦会長)の安全祈願式及び査閲式が、1月6日(日)に合川公民館で行われ、今年一年の安全を祈願するとともに隊員の意識統一を図りました。
北秋田地区交通指導隊連合会は、北秋田市と上小阿仁村の交通指導隊で組織され平成18年3月に発足。交通指導隊の適正な運営とともに、北秋田警察署管内における交通安全運動の推進に取り組んでいます。現在の隊員数は、北秋田市38人、上小阿仁村8人の46人で、この日は30人が参加しました。
また、北秋田地区防犯指導隊も交通指導隊と同様に、市と村の防犯指導隊で組織され平成18年3月に発足。犯罪のない明るい社会をめざして管内における地域住民の防犯意識の高揚とともにパトロール等の防犯活動に取り組んでいます。現在の隊員数は、北秋田市35人、上小阿仁村5人の40人で、この日は23人が参加しました。
両隊合同で行われた査閲式では、津谷市長、小林悦次上小阿仁村長、成田實北秋田警察署長による査閲が行われ、服装や備品の着用状況を確かめました。
このあと3人の査閲官がそれぞれ激励の言葉を述べ、このうち津谷市長は「皆様の地道な活動により、近年の秋田県内の犯罪件数は低い水準で推移しているうえ、当市においては昨年4月に交通事故365日ゼロを達成することができ、安全に過ごすことができる環境が守られていることを大変うれしく感じている。しかしながら昨年は、手口が巧妙化する特殊詐欺の増加により市内で被害が出ているほか、交通事故についても管内で4件の死亡事故が発生し、尊い命が失われている。そのような中、当市は犯罪や事故のないまちを目指し、特殊詐欺被害の防止を目的とした通話録音装置の貸出事業や防犯カメラの設置、防災ラジオによる啓発活動、交通安全施設の適正配置に努めている。健康には十分気を付けて活動に励んでもらいたい」などと激励しました。
最後に、防犯指導隊連合会の戸島会長が「与えられた使命をしっかりと認識し、犯罪や事故被害ゼロを願って、地域住民の防犯意識の高揚のため関係機関や団体と連携を図りながら、地域の見守り活動、特殊詐欺被害防止活動、防犯啓発活動の継続実施に全力で取り組む」と決意を述べました。
続いて、交通指導隊連合会の柏木会長が「悲惨な交通死亡事故ゼロを願って、交通安全の重要性を広く地域住民に浸透させるため、関係機関や団体などと連携を図りながら、子どもと高齢者の交通事故防止、飲酒運転の根絶、シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底に全力で取り組む」と決意を述べました。