2011年06月07日
コンテンツ番号3931
水害に強いまちづくりへ意見交換
(2011.6.7)
第7回「水害サミット」(主催:水害サミット実行委員会、毎日新聞社)が6月7日(火)、東京都千代田区の毎日新聞東京本社「毎日ホール」で開催され、過去に激甚な水害を経験した全国の市町長が一同に会し、意見交換や提言が行われました。
このサミットは、平成16年に10の台風が上陸するなど、全国各地で集中豪雨や台風による激甚な災害が発生し、多くの尊い生命や財産が失われたことから、水害体験で得た課題や反省点などを話し合い、各自治体の今後の防災活動に生かそうと行われているものです。
平成16年に被害を受けた新潟県三条市、新潟県見附市、福井県福井市、兵庫県豊岡市の4人の市長が発起人となって実行委員会をつくり、過去に激甚な水害を受けた全国の自治体に呼びかけ、平成17年9月27日に第1回開催以降、今回で7回目の開催となり、全国から15市町長が出席しました。
北秋田市は平成19年豪雨による被災後から参加しており、今回が4回目の参加となります。
今回は東日本大震災を受け、「市町村の立場での広域災害支援への対応」、「被災を経験した自治体として復興策の提言」、「水害に強いまちづくり」をテーマに行われ、津谷市長は「当市は、幸いにも震災の直接的な被害は無かったが、停電による市民の安否確認や避難者の受け入れ等に奔走した。また、県の主導のもとで職員を派遣しているが、支援を受ける側とする側のコーディネート(調整)をどのように行うかが大きな問題ではないか」などと意見を述べました。