2011年06月18日
コンテンツ番号3919
若い力で商店街を活性化
(2011.6.18)
大綱引き大会2011が6月18日(土)、鷹巣駅前銀座通りと北秋中央病院跡地の2つを会場に、生徒や市民ら約1,000人が参加して開催されました。
同大会は、今回が10回目の開催。平成13年から県立鷹巣農林高校の生徒会が中心がなり、「地域の活性化を若者の力で」をスローガンに始まったものです。
今年から県立鷹巣農林高校、鷹巣高校、米内沢高校、市立合川高校が合併し、秋田北鷹高校(佐藤英樹校長)となりましたが、地域の開催要望も強く、昨年度から設立し進めてきた大綱引き大会実行委員会(伊藤公夫・大会実行委員長)により、北鷹高校や地域商店街、関係機関が連携しての開催となりました。
大会は、男子26チーム、女子21チームの計47チームが参加。1チーム15人で構成し、1試合1分、男子・女子共に3ブロックに分かれて予選トーナメント(1回勝負)を実施。各ブロック1位が決勝リーグ(2本先取)に進み優勝を競います。
開会式で、伊藤実行委員長は「皆さんの若い力で、この地域商店街や3月に震災に遭われた人達に元気を与えて頂きたい」などと開会のあいさつをしました。
続いて来賓の津谷市長は「秋田北鷹高校が開校してから、若い力が結集することにより、北秋田市が明るくなった。若いエネルギーをこの綱引きを通して爆発させて頂き、今後、皆さんにはこの地域を引っ張っていってほしい」などとあいさつを述べました。
また、佐藤純子生徒会長は「いつも通学路として使わせて頂いている商店街に恩返しする意味でも、この大会を通して元気を与えれたらと思っています。全校一丸となって頑張りましょう」と生徒を代表しあいさつしました。
高校生チームは、揃いのオリジナルTシャツやハチマキで団結力をあらわして試合に臨みました。男子予選では、26チームが3つの予選トーナメントに分かれ、決勝進出を目指しました。高校生チームが社会人のチームに勝利するなど多いに盛り上がりました。決勝トーナメントには、JAチーム、北鷹高校2Rチーム、商工会チームが勝ち上がりました。
女子予選では、21チームが3つの予選トーナメントに分かれ、決勝進出を目指しました。昨年優勝したJAチームに高校生チームが勝利するなど、決勝リーグへは高校生チームが全て進出。北鷹高校3Cチーム、北鷹高校2Fチーム、北鷹高校1Bチームの3チームが決勝へ駒を進めました。
男子の部では、JAチームが圧倒的な強さをみせ、優勝。準優勝は商工会チーム、3位が北鷹高校2Rチームとなりました。
女子の部では、2勝した北鷹高校2Fチームが優勝、1勝の3Cチームが準優勝、健闘しましたが2敗した1Bチームが3位となりました。
この日の駅前銀座通りの商店街は、選手達を応援する生徒や、市民の大きな声や笑い声が響き渡り、明るく元気な一日となりました。