2011年06月18日
コンテンツ番号3918
被災した東北ローカル線の復興支援
(2011.6.18)
東日本大震災で被害を受けた東北地方のローカル線の復興を支援しようと秋田内陸地域公共交通連携協議会(会長:津谷永光北秋田市長)が6月18日(土)、秋田内陸線比立内駅で「がんばろう東北の鉄道!」写真展を開催し、来場者に支援を呼びかけました。
この写真展は、3月11日の東日本大震災では東北のローカル線でも甚大な被害を受けており、人々の暮らしをつなぐその鉄道の復興を応援するために、震災前の海岸の風景や被災の状況、復興への動きを伝えるようと開催されました。
また、市では秋田内陸線駅周辺の活性化を図り、内陸線の乗車促進につなげようと、今年度から駅ターミナルパワーアップ事業を実施しており、今回の写真展もこの事業の一環として開催されました。
オープニングセレモニーでは、虻川広見副市長が「被災地を走るローカル鉄道も甚大な被害を受けており、今回の写真展は震災で厳しい環境におかれている東北ローカル線の一日も早い復興への願いを込めての開催。地震、津波による被害の状況や震災前の元気な姿を写真で紹介しながら、応援メッセージや義援金を募り被災地へ届ける予定です。皆さんのご理解とあたたかい支援が、被災地復興の大きな力になるものと確信します」などとあいさつし、関係者によりテープカットが行われました。
会場となった、比立内駅のイベントスペースには、三陸鉄道、岩手開発鉄道、JR岩泉線や山田線、大船渡線などの列車や震災前の写真、被災したレールや駅舎などの状況や復興支援列車などの写真50点ほど展示されています。
写真展は、6月18日(土)から6月30日(木)までの午前9時30分から午後4まで開催しています(入場無料)。期間中は、三陸鉄道と秋田内陸縦貫鉄道のグッズ販売や被災者や被災鉄道への応援メッセージ、義援金の受け付けを行っています。また、期間の土、日曜日を限定として地元の山菜とお茶のサービスや山菜の直売も行っています。
お問い合わせ
秋田内陸線比立内駅
電話0186ー84ー2277