2011年05月11日
コンテンツ番号3895
経験と実績を生かして一層前進を
(2011.5.11)
平成23年度の北秋田市老人クラブ連合会総会(佐藤喜美男会長)が5月11日(水)、森吉コミュニティセンタ―で開かれ、各支部代表など約60名が参加して平成23年度事業計画及び収支予算などを承認しました。
同会は、各老人クラブの相互連絡及び協調をはかり、老人クラブ活動の健全なる発達を推進し、地域社会における福祉の増進と老人福祉の向上を図ることを目的に、旧4町の老人クラブ連合会が合併し、平成17年9月に設立されています。また、会員は、現在約4800人(概ね60歳以上)で、市内でも大きな団体となっています。
総会では、主催者を代表して佐藤会長が、この日から始まった春の交通安全運動や地震災害などに触れながら「われわれも復興支援のため、あるいは安全安心の地域社会をつくり上げていくためにできることは一生懸命頑張っていかなければと感じていると思います。お互い無理しない程度に頑張って行きましょう。心と心のつながり、絆社会がうすれてきていると言われているので、絆を強め合いましょう」などとあいさつ。
来賓として鈴木祐悦・高齢福祉課長、古谷建一・北秋田警察署交通課長、坂※司・市社会福祉協議会長があいさつ。このうち鈴木高齢福祉課長は「高齢者の方々は、社会の重要な構成員として、まだまだ役割を担える社会的資源。知識、経験が豊富で、今後とも社会を支える担い手であることをみんなが理解し、積極的に社会参画をお願いしたい。若い人が安心して北秋田市に定住できるよう共に頑張っていただきたい」などとお祝いを述べました。
議事では、平成22年度事業報告、収支決算報告が行われたほか、平成23度の事業計画や収支予算案、会則の変更、役員改選がそれぞれ承認されました。
このあとの宣言では、「去る3月11日東日本を襲う巨大大地震にみまわれ、2万数千人という尊い犠牲者を出しています。これからも災害復旧のために、長年培ってきた老人力で未来に希望をもって立ち向かわなければなりません。『健康・友愛・奉仕』の全国三大運動を柱に経験と実績を生かして、一層前進することを宣言します」などと決意を新たにしました。
総会終了後、交流親睦会が行なわれ参加した会員らが交流を深めました。
※は示へんに右(ゆう)