2011年05月15日
コンテンツ番号3890
グラウンドに響き渡る歓声、合川南小、合川西小では最後の運動会
(2011.5.15)
市内各小中学校の運動会が5月の連休明けから始まり、5月15日(日)は最多となる12小学校の運動会が開催され、五月晴れの下、徒競走や遊競技でグラウンドに子どもたちの歓声が響き渡りました。
15日に行われたのは、鷹巣中央小、鷹巣南小、鷹巣西小、米内沢小、浦田小、前田小、阿仁合小、大阿仁小、合川東小、合川西小、合川南小、合川北小の12校。この日で市内の小中学校の運動会や体育祭は、鷹巣中学校(5月29日開催)を除き終了しました。
このうち、合川西小学校との学校統合のため、今年度限りで閉校となる合川南小学校(寺田博明校長・児童数33人)では最後の運動会。
午前8時45分から始まった運動会は、「パワー全開 南っ子!」のテーマのもと、たくさんの保護者や地域住民らが見守るなか、33人の児童が、青組と赤組に分かれ元気よく入場行進。
開会式では、寺田校長が「今日の運動会は、特別な運動会です。明治8年本校ができてから136年、学校の長い歴史と学校を支えてくれたこの地域、そして、皆さんを見守ってくれた校舎やグラウンド、今日は感謝の気持ちを込めて、皆さんのがんばりで示してください。また、今日はお家の方や地域の方にも、100メートル走や持久走などにも参加していただき、自分の子どもの時代をなつかしむつもりで楽しんでいただきたい。春季大運動会の名にふさわしい大会になることを祈念します」などとあいさつ。
来賓を代表して、三澤仁教育長、三浦一英市議会議員が祝辞を述べました。このうち三澤教育長は「136年の歴史と伝統のある合川南小学校の大運動会、どうか、ひとつひとつのプログラムが皆さんの胸に刻まれることを希望します。今日のテーマ、パワー全開南っ子、に向かって一生懸命がんばってください。皆さんのパワーが全開するようにエールを送ります」と述べ、「フレー、フレー、南っ子、ファイトー、ファイトー、南っ子、がんばれ」と力強くエールを送りました。
来賓祝辞のあと、6年生の伊藤岬(みさき)君が「今日は僕たちのために、運動会にたくさんお出でくださりありがとうございます。今年は合川南小学校として、最後の運動会です。今年の運動会のテーマには、最後の運動会で、みんなが力いっぱい走ったり、大きな声を出して応援したり、一生懸命踊ったりして、お家の方や地域の方みんなが楽しめて、盛り上がるという気持ちが込められています。今日は、合川南小最後の運動会にふさわしく、僕たちのために来てくださった皆さんが楽しめる種目もあります。みんなで思いっきり楽しんで、思い出に残る運動会にしましょう」と児童を代表してあいさつ。
続いて、6年の成田有彩花(あさか)さんと、1年の金田優孝(ゆうこう)君がそれぞれ「私たち33名は、一生懸命練習してきた成果を発揮し、パワー全開、南っ子のテーマのもと、自分の色の優勝に向け、そして、合川南小最後の運動会にふさわしいように、全力を出し尽くすことを誓います」、「最後まで一生懸命走ります。いっぱい応援してください」と元気よく選手宣誓をしました。
開会式の最後には、全校児童が声をそろえて「南っ子33名の力を合わせる運動会。地域の皆さんに感謝を込めて走ります。燃えよ赤組。輝け青組。力を合わせがんばろう。オー」などと運動会よびかけの言葉を述べ、大会が始まりました。
児童たちは100メートル走や持久走、綱引き、全員リレーなどでグラウンドを思い切り走り回ったほか、保護者や地区住民も「一升瓶水ため競争」、「宝さがし」の種目のほか、児童と同じ種目の「100メートル走」や「持久走」にも参加し、最後の運動会を地域全体で楽しみ、交流を深めていました。
15日に行われた、市内小学校運動会の様子を写真でご紹介します。