2011年05月16日
コンテンツ番号3889
利用者数が8年ぶりに前年度比増
(2011.5.16)
大館能代空港利活用促進協議会(小畑元会長)の平成23年度総会が5月16日(月)、市内のホテルで開催され、平成23年度の事業計画などを承認しました。
同協議会は、昭和62年に「県北空港建設期成同盟会」として設立され、平成2年に「大館能代空港建設期成同盟会」、平成9年に「大館能代空港利用促進協議会」と改称し、空港の利用促進及び需要拡大を図ることを目的に活動をしています。
はじめに、小畑元会長(大館市長)があいさつで、空港の利用者数が前年度比で441人増加したことを報告し「今年1月以降大阪便がない中、様々な状況を考えると皆さんの協力によりここまで巻き返すことができた」と感謝を述べました。また、1000円レンタカーや台湾からのチャーター便など新たな活用への取組と震災において防災基地としての新たな役割のもとに搭乗率や、貨物輸送などが増えたことを紹介し、「官民上げた取組、様々な要因による昨年度利用数増に安堵することなく、できるだけ目標の搭乗率60%を確保するよう更なる取組を進めてまいりたい。また、被災地再建にもいろんな意味で大館能代空港がさらにお役に立てることを祈っています」などとあいさつ。
このあと、来賓として、川口博衆議院議員、長谷部勝北秋田地域振興局長が祝辞。このうち長谷部勝局長は「伊丹便が休止となり、羽田便が唯一の定期便。乗客数は増えても搭乗率は目標を下回っている。引き続き利用促進を強化して取り組む必要がある。大館能代空港の利活用は当地域の観光や企業誘致、その他地域の活性化に大変重要なもの。皆様に本空港を十分活用していただきたい」などと述べました。
議事では、平成22年の事業報告、収支決算報告、会計監査報告が行われ、空港利用促進対策強化事業など平成23年度の事業計画、収支予算ついてそれぞれ承認されました。