2011年05月22日
コンテンツ番号3880
大学生と一緒に公演
(2011.5.22)
秋田大学吹奏楽団と鷹巣中学校吹奏学部の合同演奏会「Sound Sketch 30」鷹巣公演が5月22日(日)、市文化会館で開催され、息のあった演奏で会場を訪れた約300人の聴衆を魅了しました。
この公演は、秋田大学吹奏楽団が、秋田県内に吹奏楽を広めようと1981年にスタートし、毎年秋田県内各地の中学校吹奏学部の皆さんといっしょに開催している演奏会で、今年は30回記念を迎え、北秋田市立鷹巣中学校吹奏学部との合同演奏会となりました。
ステージは3部構成で、大学生と中学生それぞれ約40人が練習の成果を披露しました。
第1部の秋田大学ステージは、穏やかな森や、地面の下から湧き上がってくるような旋律があり、自然の豊かな情景が散りばめられた「マーチ・グリーン・フォレスト」の曲で始まりました。 演奏後、秋田大学吹奏楽団第35代団長の佐藤朋子さんが「中学生の皆さんとは4月から合同練習を重ねきました。中学生の元気なあいさつや辻先生のご指導のもと、一生懸命音楽に向き合っている姿がとても印象的で、私たち大学生は練習の度に刺激を受けながら一緒に楽しく音楽を作り上げてきました。中学生の皆さん、辻先生にお礼を申し上げたい」などとあいさつしました。
この後、ゆったりとした流れる表情豊かなメロディの「アリオーソ」、オペラ作品の歌劇「トゥーランドット」が演奏されました。
第2部では鷹巣中学校吹奏学部ステージとして、今年4月に入った17人の1年生を含めた43人が「夜空ノムコウ」など3曲を披露しました。
第3部は中学生と大学生の合同ステージ。全日本吹奏楽コンクールの課題曲でもある明るく爽やかなマーチ「ライヴリー アベニュー」や楽器ごとに奏でながらの「パート紹介」、やさしく美しく流れる「青春の輝き」などが演奏され、中学生は大学生に負けない音色を出し、会場から大きな拍手を受けていました。