2011年05月23日
コンテンツ番号3879
いつまでもお元気で
(2011.5.23)
佐藤チヱさんの100歳を祝おうと5月23日(月)、工藤信夫副市長が佐藤さん宅を訪れ、寿詞と記念品を贈り長寿を祝いました。
明治44年5月22日生まれのチヱさんは、旧七日市村黒森(北秋田市七日市字黒森)で出生。18歳のときに郵便局員の貞治さんと結婚して七日市字根木屋敷に嫁ぎました。チヱさんは貞治さんと農業に従事しながら、3男2女を育てました。今では孫11人、ひ孫14人、玄孫2人に恵まれています。現在は、長男の和一郎さん(79)と長男の妻ミヨさん(77)、孫夫婦、ひ孫1人の6人で暮らしています。
自宅で行われた祝品の贈呈式では、家族や親戚が同席し、工藤副市長からチヱさんに寿詞と記念品の羽毛かけ布団が贈られました。工藤副市長は「100歳のご長寿おめでとうございます。ご家族の支えあってのご長寿だと思います。これからもマイペースで健やかに、ご家族とお暮らしください」などと祝福しました。
チヱさんは、60歳頃まで農業に従事し、隠居されてからは、貞治さんと趣味の旅行で日本全国を回ったそうです。現在は、ベットの上で過ごすことが多く、市民病院の看護師が週3回訪問するほか、週1回の入浴サービスを受けているそうです。
チヱさんの好物は甘い物で、あんこ餅やカボチャの煮物、サツマイモ、コーヒー、コーラを好むそうです。中でもコーラは特に好きで、「水飲むか」と聞くと、「コーラあるったば、コーラ持ってきてけれ」と言うほどで、今でも1日に5〜6回(1回コップ3分の1)は飲んでいるそうです。
長男の妻ミヨさんは「義母は、怒ることや腹を立てることはほとんど無く、気持ちがゆったりした人。また、義母の世話をしていると、ありがとうと、感謝の言葉をよく口にしてくれる人。これからも元気でいてほしい」などと、話していました。
100歳以上の北秋田市民は、今回100歳を迎えられた佐藤チヱさんを含め、男性2人女性22人の合計24人です。 また、最高齢は104歳の女性の方です。(平成23年5月23日現在)