2019年01月25日
コンテンツ番号2989
業務改善や市民サービスの向上につながる提案4件を表彰
平成30年度北秋田市職員提案制度の表彰式が、1月25日(金)に市役所で行われ、市職員から提案のあった業務改善や市民サービスの向上につながるアイデアなどを表彰しました。
この制度は、業務改善や市民サービスの向上を図るとともに、職員の職務意識の向上をねらいとして、広く職員からアイデアを募集するもので、平成25年4月から施行され、今年で6年目。募集は通年で行い、前年8月から当該年の7月末まで提出されたものを当該年度の審査対象としています。
提案内容は、新しい事業や業務改善の取り組みを募集する「自由課題提案」、すでに実践している取り組みを紹介する「実績報告提案」等があり、採用となった提案については、所管部署へ市長が事業推進に向けた指示を行います。
昨年度は、25件が提案され「簿冊背表紙統一で文書棚を整理整頓」ほか7提案を採用し、事業が推進されています。
今年度の応募状況は、7月末までに計12件の提案があり、事務局による1次審査で10件の提案が2次審査の対象として選考されました。2次審査の結果、6件の提案が採用され、うち4件に各賞が授与されました。なお、市長賞には「内部情報システムを使って係員のスケジュール把握」の提案が選ばれました。
表彰式では、津谷市長が各賞を受賞した4件の提案を行った職員、各課の代表に表彰状を手渡し「日頃の業務を見直して改善したり、市民の方々に対して市民ファーストの姿勢で接することにつながる提案であった。常に積極性を持ちながら、これからも市民サービスの向上と業務改善に向けて励んでほしい」などと述べました。
各賞を受賞した提案内容は下記のとおりです。
市長賞
「内部情報システムを使って係員のスケジュール把握」
提案者
総務部総合政策課政策係(代表:佐藤礼介)
提案内容
全職員がふだん業務で使用している「内部情報システム」に既存の「スケジュール機能」を活用し係員の予定を把握することで、業務を円滑に進めることができる。
受賞理由
内部情報システムに既存の機能を有効に活用し、業務の効率化を図ることが可能であるという視点を評価。全庁ですぐにでも取り組むことが可能である。
優秀賞
「笑顔の接遇」
提案者
河田浩文(財務部)
提案内容
笑顔での接遇を実践している職員に対する顕彰制度の創設と、全職員を対象とした接遇研修の実施。
受賞理由
「笑顔での接遇」は市民と接する際に重要な要素であり、ふだんから多くの職員が、必要性は感じていながらもなかなか意識して実行できていない取り組みである。
優秀賞
「引継方法の統一化」
提案者
高橋将智(建設部上下水道課水道係)
提案内容
異動の際に行う職員業務の引継ぎ方法について、引継ぎを行う際の必須項目等を統一することで業務の効率化を図る。
受賞理由
人事異動の時期にはごくあたりまえのように行われている業務の引継ぎであるが、引継ぎ項目等を改めて提示することにより、より確実に効率よく引継ぎを行うことができる。
優秀賞
「担当事務が変わる際の引継ぎスタイルの統一」
提案者
職員提案チームA(代表:佐藤礼介)
提案内容
人事異動の際以外に、異なる業務を担当することになった際にも引継書の作成を行うことで業務効率の向上を図る。
受賞理由
人事異動の際は、ごくあたりまえのように行われている業務の引継ぎであるが、引継ぎを行う際のルールを改めて提示することにより、より確実に効率よく引継ぎを行うことができる。