2011年04月12日
コンテンツ番号3852
第3陣が無事業務を終え報告
(2011.4.12)
被災地支援のため岩手県に派遣されていた職員3人が業務を無事終え、4月12日(火)市役所で市長に活動を報告しました。
北秋田市では、東北地方太平洋沖地震の被災地を支援するため県の要請を受け職員を派遣しています。
今回、報告した佐藤和枝副主幹(健康福祉部健康推進課健康推進班)は4月5日(火)から10日(日)までの期間、秋田県内の保健師など6人で岩手県釜石市保健所管内に派遣されました。
また、山田和人主事(財務部財政課財政班)と小笠原啓仁主任(健康福祉部福祉課地域福祉班)の2人は4月6日(水)から9日(土)の期間、一般職の派遣第3陣として岩手県山田町に派遣されました。
報告を受けて、津谷市長は「派遣中にも大きな地震もあり、色々大変だった思いますが、被災地では支援活動に尽力頂きありがとうございました。北秋田市として、これからも被災地に支援できることはしていきたいと思いますので、被災地での状況を教えてもらいたい。被災地での支援活動で疲れも残っている中、普段の業務も沢山あり、ご苦労されると思いますが、健康には十分留意して下さい。」などと労をねぎらいました。
佐藤副主幹は、写真を見せながら甚大な被害状況を説明し、「避難所では高齢者の人達も沢山いましたが、近所の方々が本当に気を使って下さっていて、皆で力を合わせて生活していました。被災地の役所の方々も本当に疲弊していて、私達のことを大変喜んで下さいました。同じ行政に携わる者として、私も少しでもお役に立てて良かったと思っています。被災地の方々と同じ東北民として皆で頑張ろうと約束してきました。これからも何かお役に立てることを見つけながら支援していきます」などと報告しました。
山田主事は「不慣れな業務に少し戸惑いました。避難所では避難されている方々が気丈にも明るく舞って、不慣れな私たちに声を掛けて下さったりして、逆に気を使って頂いた感じかありました。食料等の支援物資は今のところは十分にあるのですが、今後何カ月間、このような生活をしなければならないのか見通しがつかないという不安から、少しづつ気を使いながら、食事をとっている状況でした。」などと報告しました。
※北秋田市ではこれまでに被災地への職員派遣として、3月12日から22日まで岩手県宮古市に緊急消防救助隊として消防吏員を延べ21人を派遣しています。
また、一般職では、避難所の運営などを支援するため、岩手県山田町に2人を派遣しています。派遣予定は3月31日から4月30日までで、3泊4日のローテーションで10班編成、20人を派遣します。 北秋田市の職員は岩手県山田町の避難所となっている豊間根保育園での業務となります。豊間根保育園では、50人ほどが避難しており、ライフラインは復旧しています。支援業務としては支援物資の運搬・整理と食事の手伝いなどです。また、避難所では保育業務も再開されているので保育補助も行っています。