第12回北秋田市民スキー大会

寒さに負けず熱戦を繰り広げる

第12回北秋田市民スキー大会（１月27日、市営薬師山スキー場）

選手宣誓をする工藤さん

第12回北秋田市民スキー大会が、１月27日（日）に市営薬師山スキー場で行われ、選手たちが熱いレースを展開しました。

この大会は、雪国のスポーツであるスキーの普及と市民の健康増進及び体力向上を目指し、地域住民の融和と親睦を図ることを目的に、距離と大回転の２競技で開催しており、今年で12回目の開催となります。
競技は年齢や学年、性別により種目が分けられ、この日は距離競技18種目、大回転競技16種目に、市内全域の保育園児から大人まで86人がエントリーして行われました。

開会式では、大会会長の津谷市長が「選手の皆さんは自分のベストを目指し、交流を深めながら怪我のないように楽しんでほしい。このスキー大会からはオリンピックや全国大会などで活躍している人が多く出ているので、先輩たちを目標に頑張ってもらいたい。今日は皆さんの思い出に残る大会になることを願う」などとあいさつしました。

このあと、来賓を代表して北秋田市議会の佐藤重光副議長と北秋田市体育協会の成田昭夫会長が「スタートからゴールまで目標のタイムを目指して全力で頑張ってほしい」「スキー競技を通して楽しく交流するとともに、思う存分日頃の成果を発揮してもらいたい」などとそれぞれ選手たちを激励しました。

最後に前田小学校６年の工藤心（しん）さんが「日頃の成果を発揮して自己ベストを目指し、最後まで諦めずに走り抜くことを誓います」と力強く選手宣誓をしました。

大回転競技は、種目により滑走距離の長さを変更し、第１と第２の２か所のスタート位置を設定して競技を行ないました。出走した選手は、コンマ一秒でもタイムを縮めようと果敢にポールを攻めていました。この日の最低気温は氷点下10度に迫る寒さとなったものの、選手たちは寒さを吹き飛ばすように、元気いっぱいに自己のベストタイムを目指して滑走しました。
距離競技は、種目により0.5kmから３kmのコースで競技が行われました。コース脇の父母や仲間たちからは大きな声援が送られ、その声援を受けて選手たちは、力強く雪をけり、スピード感あふれるレースを繰り広げました。

また、参加者を対象として、薬師山スキー場のリフト１日券や鳥越食堂の食事券などが商品などが当たる抽選会が行われ、当選者の名前が呼ばれるたびに歓声や拍手が起こるなど大いに盛り上がりました。

競技結果 《大回転競技》