2011年04月29日
コンテンツ番号3832
今年は防災意識を高めたい
(2011.4.29)
第64回北秋田市・上小阿仁村連合婦人会婦人祭が4月29日(金)、阿仁ふるさと文化センターで開催され、参加した約90人の会員が交流を深めました。
同婦人祭は、全国に先駆け北秋田郡婦人祭として昭和23年4月に創立され、女性の地位向上のため献身的に努力された先駆者への感謝を深め、その精神を受け継ぎ、現代を再認識する機会として開催され今年で64回目となります。
始めに中嶋洋子会長が「女性もあらゆる分野に参画し、女性と男性が互いに人権を尊重し、喜びも責任も分かち合う男女共同参画社会を作る努力がもっと必要です。時代にニーズに応え楽しい社会活動に参加し魅力ある婦人会活動を目指すことが今日の大会の趣旨です。今年度は地域における防災意識を高めることも必要。東日本大震災では連合婦人会も義援金や支援物資を送らせていただいた。4月18日には北秋田市交流と支援の集いに参加し、少しでも被災者の不安を取り除くため、市の手伝いをすることが出来た。 婦人会の組織力や地域の絆を深め、市と協力しながら防災意識の見直しをしてまいりたい」などと主催者を代表しあいさつ。
感謝状贈呈では、長年婦人会活動にご尽力された前上小阿仁村婦人会長の北林ヒデさんに感謝状が贈られました。
続いて、来賓祝辞として津谷市長、近藤健一郎県議会議員、北林丈正県議会議員があいさつ。このうち津谷市長は「明るい地域社会づくりのため女性の力が必要であり、地区のお母さんという気持ちで活動されている皆様に心からの敬意と感謝を表します。大震災により北秋田市へも避難者が多数きていますが、震災後すぐに婦人会そして日赤奉仕団の皆様からは温かい物資や義援金などいち早い支援を頂きました。18日には、見ず知らずの土地に避難して不安となっている方々にたいして、交流と支援の集いを行いましたが、婦人会の皆様にも快い承諾を頂き、たくさんの心づくしの料理などでのおもてなしで避難者の皆様も大変喜んでいただき、心から感謝を申し上げます。風評被害による買い控え等によるあらゆる地域経済の停滞が心配されます。ぜひ婦人会の皆様が率先して、過度の自粛を控え、景気を皆さんに潤ってもらえるように手助け頂きたい。市といたしましても様々な方々と手を携え、地域の発展のため、皆様が元気になるような施策を展開してまいりたい」などとお礼とお祝いのあいさつをしました。
この後、今立善子さんが「明るく生きること」と題し講演し、参加した会員の皆さんが熱心に聴講していました。