2011年04月29日
コンテンツ番号3831
今年も仔熊がお出迎え
(2011.4.29)
阿仁地区のマタギの里熊牧場が4月29日(金)、オープンし、今年も仔熊が来場者を出迎え、家族連れなどで賑わっています。
マタギの里熊牧場は、日本でもめずらしいツキノワグマによる公園で、81頭の熊が猿山ならぬ熊山で暮らしています。
今年も大型連休初日の29日に開園。開園セレモニーとして熊牧場前で今年も多数の来場者と無事故を祈願しテープカットが行われました。
セレモニーでは、はじめに東日本大震災で犠牲になられた方々のご冥福を祈り、黙とうを捧げた後、あいさつがあり、そのうち虻川副市長は「指定管理者制度の初年度となります。打当温泉とあわせ市の観光の目玉です。従業員のかたもけがのないよう頑張っていただきたい。また、たいへんかわいい仔熊がきています。日頃の疲れを癒していただければ」などと述べました。
続いて、鈴木謙一・マタギの里観光開発株式会社代表取締役、虻川副市長、地元自治会長と開園を楽しみに盛岡市から来園された家族のみなさんによってテープカットが行われました。
今年も開園イベントとして「仔熊(こぐま)のふれあいコーナー」が設けられました。「仔熊のふれあいコーナー」は、ツキノワグマの子熊を近くで見て、触れて、楽しんでもらおうと熊牧場内に設けられております。今年は同園での仔熊の誕生がなかったため岩手県からきた体長約50センチ、体重が2キロのオスで推定3ヶ月の小さな黒い丸い目のかわいらしい1頭が来場者を迎えています。
この日、開園を楽しみにして訪れた家族連れの方は、子どもと一緒に仔熊にふれてみては楽しんでいました。
園内では熊の餌が販売されており、その餌を与えようとするとおねだりして、口でうまくキャッチする熊や、餌の取り合いでケンカする熊などが見られます。また、春の暖かい陽ざしを浴びて木の上で気持ちよさそうに昼寝をする熊など、様々な行動や表情が見ることができます。
マタギの里熊牧場
開園時間
9:00〜16:00
入場料
大人500円、中学生300円、小学生200円、幼児無料
連休中5月5日まで小学生以下は無料です
仔熊のふれあいコーナー(マタギの里熊牧場内)
時間
10:30〜11:30、13:30〜15:00の1日2回
お問い合わせ
マタギの里観光開発株式会社
TEL:0186-84-2458