2019年01月30日
コンテンツ番号2985
阿仁マタギ文化の日本遺産申請などについて説明
津谷市長の記者会見が、1月30日(水)に市役所本庁舎で行われ、阿仁マタギ文化等の日本遺産申請や移住体験事業の実施などについて説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
1.阿仁マタギ文化を中心とした歴史文化の日本遺産申請について
本市では「阿仁マタギ-山の恵みは山神様からの授かりもの-」というタイトルで、日本遺産への申請手続きを行いました。昨年に続き日本遺産認定に向けて2回目の挑戦となる今回は、申請に先立ち日本遺産事業推進協議会を立ち上げ、地元の方々の意見を盛り込みながら、より充実した満足のいく申請内容とすることができました。日本遺産は、地域に根付く世代を超えて受け継がれている風習や伝承、歴史的経緯などをストーリーとして国が認定するものであり、平成27年度から平成32年度までの6年間で、全国で約100件の認定を予定しており、現在67件が認定されています。文化庁による認定は5月下旬に予定されていますが、本市として阿仁マタギを中心とした歴史や文化のさらなるブランド化は、活力ある地域づくりを推進していくうえでも大きな強みになると考えており、認定による国内外からの来訪者の増加や交流人口の拡大に期待を寄せています。
2.北秋田市移住体験事業「冬の暮らし体験ツアー」について
首都圏等在住で北秋田市への移住を検討している方を対象に北秋田市移住体験事業「冬の暮らし体験ツアー」を、2月9日から11日までの3日間の日程で実施します。本ツアーは、昨年10月に実施した「第2回秋田流教育・子育て体験ツアー」に引き続き今年度2回目のツアーであり、今回は関東圏内から2組4人の方々が参加します。ツアーの内容は、雪国秋田での冬の生活に欠かせない雪かき作業や、雪道での運転、郷土料理づくりを体験してもらうほか、森吉山での樹氷観賞やウインタースポーツを楽しんでもらう予定です。移住を決める際の判断材料として、北秋田の豊かな自然や文化に触れながら、冬の日常の暮らしを肌で感じてもらいたいと考えています。
※北秋田市移住体験事業「冬の暮らし体験ツアー」のチラシはこちら
3.くまくま園冬眠見学会について
昨年の11月4日をもって通常開園期間を終了しているくまくま園では、クマたちも順調に冬眠に入っているところですが、例年好評の冬眠見学会を1月19日から3月10日までの土日に限定して開催しています。本市のくまくま園でしか見ることができない、クマたちの冬眠を飼育スタッフの解説付きで見学できる貴重な機会となっているほか、見学のあとは打当温泉マタギの湯に立ち寄り、冷えた体を温めて、ゆっくりしてもらう内容となっています。また、内陸線に合わせた便利な時間設定になっていますので、多くの方々の来園をお待ちしています。なお、見学会は午前と午後の2回行われますが、各回とも定員が10人と限りがありますので、事前に打当温泉マタギの湯に申し込みのうえ来園をお願いします。
※くまくま園冬眠見学会の案内チラシはこちら
4.第25回もちっこ市の開催について
恒例となった「第25回もちっこ市」が、2月9日、10日に道の駅たかのす駐車場内の情報プラザ横特設会場で開催されます。会場では、バター餅をはじめ、昔ながらのおやきや干し餅などの手作り餅や漬物、野菜などの出店者自慢の特産品を多数準備して、皆さまの来場をお待ちしています。また、開会セレモニーでの餅まき、餅つき体験や数量限定のおしるこ無料サービスも企画されていますので、ぜひとも多くの方に足を運んで楽しんでもらいたいと考えています。なお、期間中は市内と会場を結ぶ無料シャトルバスが運行されますが、利用者には降車の際にバター餅のプレゼントがありますので、駐車場の混雑緩和のためにも、無料シャトルバスの利用をお願いします。
※第25回もちっこ市の案内チラシはこちら