2011年03月03日
コンテンツ番号3824
抹茶とお菓子を楽しんだ桃の節句
3月3日は「ひな祭り」。市内の幼稚園や保育園でも、ひな人形を飾り「桃の節句」を祝いました。このうち、坊沢にあるたかのす幼稚園(三澤仁園長、園児14人)では、市内の茶道教室の協力を得て「ひな祭りお茶会」が開かれました。
同園のひな祭りに合わせたお茶会は、「表千家小坂キヌヱ社中」の協力により平成11年から続いているもので今回で13回目。平成19年までは旧鷹巣北幼稚園と旧鷹巣西幼稚園で毎年交互に行われていました。今年は、保護者や園児の弟、妹も参加し、約30人でにぎやかにお祝いしました。
この日は小坂代表含め5人のみなさんが、人数分の茶碗など道具一式を携え訪れました。ひな人形が飾られ、華やいだ雰囲気の中、園児たちがきちんと正座でごあいさつし、お茶会が始まりました。
はじめに小坂さんが「今年もおひな様にお招きいただき、ありがとうございました。13回目になるおひな様のお茶会を皆さんで今日一日楽しみたいと思います。一番最初にお茶をおひな様にお供えし、それから皆さんで一緒にお茶をいただきましょう。そして、今年も健やかに成長しますようにおひな様にお祈りしましょう」などとあいさつ。
お茶会では、小坂社中のみなさんがお茶の作法を説明しながら、子どもたち1人ずつに和菓子と釜の湯から点てた抹茶を振舞いました。子どもたちは、立ち雛が描かれた大きな茶碗を小さな手に持ち、ゆっくりお茶を味わっていました。
また、子どもたちの保護者にもお茶が振る舞われ、小坂社中のみなさんが点てたお茶を子どもたちが運びました。
お茶をいただいた後、子どもたちは「お茶の飲み方を教えてくれてありがとうございました。おいしかったです。ごちそうさまでした」と大きな声でのお礼を言い、「うれしいひな祭り」の歌を披露し、お茶の先生たちに感謝の気持ちを伝えました。
(2011.3.3)