2011年03月28日
コンテンツ番号3804
有限会社「藤岡農産」がお米寄贈
北秋田市の避難所に避難されている方を支援しようと有限会社藤岡農産の藤岡茂憲代表取締役が3月28日(月)、市役所を訪れ、津谷市長に米720キロの目録を手渡しました。
市内には、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により被害を受けた方を支援するため避難所が2カ所設置されています。3月22日から福島県相馬郡新地町と同県双葉郡大熊町より9世帯24人が、「合川高校心和寮」と「まとび学園教員住宅」に避難されています。
有限会社藤岡農産(北秋田市羽根山)では、この度、北秋田市に避難されている方々を支援するため、1カ月に「あきたこまち」120キロを半年間贈ることにし、市役所を訪れました。
寄贈に対して、津谷市長は「丹精込めて作られた貴重なお米をこのように提供していただき、こられる方々にしても市としても感謝します。先日、市の避難施設に入っている方々を激励方々お見舞いしたが、何よりも地域の方々から温かい気持ちをいただいているということばをいただきました。これから避難して来る人、戻る人があるかもしれないが、市として1、2ヶ月という短期な考えでなく中期・長期の対応の仕方をしっかりとやっていきたい」などとお礼を述べました。
藤岡さんは「私自身も平成19年の水害で床上浸水の被害に遭っているし、合川は昭和58年に日本海中部地震で子どもたちが犠牲になったりしているので、少しでも手助けになればと思います。やれる物は米しかないが、会社は米を作っているのであるもので支援したい」などと話されました。
市内では3月28日現在、2カ所の避難所に9世帯24人、その他一般民家に52人が避難されています。
また、市では避難者の方々が安心して生活できるよう環境を調えるために、災害警戒部内に避難所運営チームを設置しています。市内の親類・知り合い等に避難している方がおりましたら、情報を総務部総務課までお知らせ下さい。
お問い合わせ
総務部総務課総務班 電話:0186−62−1111
(2011.3.28)