2011年03月29日
コンテンツ番号3802
被災地で少しでも元気づけてほしい
東北地方太平洋沖地震の被災地を支援するため派遣される職員の被災地派遣激励会が3月29日(火)、市役所で行われ、津谷市長が派遣される職員を激励しました。
今回派遣されるのは、健康福祉部健康推進課の佐藤和枝・副主幹で、秋田県の保健師など10人が4月5日から10日まで期間で岩手県釜石市保健所管内に派遣されます。
激励会では、佐藤和枝・副主幹が「希望するにあたり、何もできないという思いもあったが、子どもたちや家族が『みんな大変なんだから行ったらいい』と言ってくれたことと、職場でもいない間は何とかするから大丈夫と言ってくれました。どのくらいのことができるかわかりませんが行けないみなさんの思いといっしょに頑張ってきたい」などと決意を述べました。
津谷市長は「決意のことばを聞いて胸がいっぱいです。佐藤さんには旧阿仁町時代から市民の方々の健康と生活の安心で力づけていただいています。その経験を自分から希望され、大震災の被災地に飛び込んで頑張っていただくことに北秋田市民を代表して感謝します。避難所での長引く生活や震災のショックなどでいろんな意味で不安を抱えている人がたくさんいます。少しでも元気づけて励まし1日も早く復興に向かって歩み始めるよう頑張っていただきたい。自分の健康に気をつけ、秋田県から行く方々と連携を取り合いながらしっかりと活動していただければありがたい」などと佐藤さんを激励しました。
北秋田市ではこれまでに被災地への派遣として、3月12日から22日まで岩手県宮古市に緊急消防救助隊として消防吏員を延べ21人を派遣しています。
また、3月31日(木)から4月30日(土)まで岩手県山田町に避難所運営業務で2人(ローテーションで20人)を派遣する予定です。
(2011.3.29)