2011年02月05日
コンテンツ番号3788
子供から高齢者まで昔ながらの遊びを楽しむ
遊び体験イベント「白い風と遊ぼう」が2月5日(土)、市中央公民館などで開かれ、子どもたちがけん玉などや雪だるまづくりで昔ながらの遊びを楽しみました。また、米代児童公園ではありがとうを叫ぶ「ありがとうコンテストが開催されました。
このイベントは、あそび体験ボランティア「この指とーまれ」(豊村聡代表)の主催で、子どものあそびの原点を振り返り、親子のふれあいの場を探ることを目的に平成14年から始まったもので、今回で9回目の開催。市内の園児、小学生のほかデイサービス施設の高齢者、中学生ボランティアや一般ボランティア、スタッフなど約200人が参加しました。
主会場となった市中央公民館には、けん玉やこま、竹とんぼなど昔の遊び道具が並んだテーブル、折り紙や木工遊びで竹馬づくりにチャレンジするコーナー、縄ない体験にチャレンジするコーナーなど盛りだくさんのコーナーが用意されました。
はじめに、朗読ボランティアの小坂和子さんが「みんなのように小さい時におばさんから聞いておぼえました」と、「だんごどの、だんごどの」の昔話を秋田弁で語りかけました。続いて、仔やぎの会(戸澤恭代表)による人形劇「七匹の子やぎ」が行われ、子どもたちは真剣な表情で見入っていました。
また、用意された各コーナーでは、スタッフや父兄のみなさんが遊び方や作り方を聞きながら、思い思いの遊びを楽しんでいました。
餅つき大会では臼と杵が用意され、小さな子どもから大人までボランティアに手を添えてもらいながら交代で餅つきに参加。おやつタイムでは出来上がったお餅が参加者に振る舞われ、きなことしょうゆで美味しくいただいていました。また、なつかしの「とろろご飯」も用意され、ご飯の追加が間に合わないほど大好評でした。。
公民館そばの米代児童公園の会場では雪だる仮装コンテストも行われ、8チームが参加して雪像づくりに挑戦。スコップやバケツ、移植ベラを使いながら趣向を凝らした作品をづくりを楽しんでいました。できあがった作品は「きらきらフェスティバル」のイルミネーション最終日のこの日にライトアップされます。
同会場では午後から、ありがとうを叫ぶ「ありがとうコンテスト」が開催されました。
賑わいあるまちづくりにつなげることと普段、なかなか伝えられない感謝の思いなどを声に出して叫びながらコミニケーションを広げようと「ありがとうコンテスト」実行委員会(村岡典子実行委員長)が企画。
村岡さんは「はじめての企画です。みなさんの思い、感謝の気持ちを、声を高く、あるいはささやかに『ありがとう』にもう一言添え、この街中の公園で『ありがとう』と叫んみてもらおうとで思います」と開会のあいさつ。
コンテストの賞は、ビックボイス賞(大きな声)とスイート賞(甘い言葉や温かいことば)。参加した約40人のみなさんが騒音測定器を前に「ともだちありがとう」「おかあさん、ありがとう」などそれぞれの思いを叫びました。中には測定器の針をを振り切る参加者もでるなど会場は「ありがとう」の笑顔に包まれました。
(2011.2.5)