2011年02月06日
コンテンツ番号3786
計画検討にあたりアンケートへの協力を
日本海沿岸東北自動車道二ツ井白神IC〜あきた北空港IC(仮称)間の計画検討に関する説明会が2月6日(日)、市交流センターで開催され、参加者へアンケートへの協力をお願いしました。
日本海沿岸東北自動車道は、新潟市から山形県・秋田県を通過して青森市に至る延長約322の高速道路で、二ツ井白神IC〜あきた北空港IC(仮称)間は未事業化区間となっています。昨年11月に計画段階での事業評価を行う計画段階評価に全国3箇所が指定され、同区間も指定。2月28日まで計画検討に関するアンケート調査が実施されています。
はじめに、佐藤副市長が「当市にかかる白神ICからあきた北空港ICIまでの約19が未だ事業化がなされていない。北秋田市としては早期着工に向けて、鋭意要望活動等を展開しているが、計画段階評価指定箇所に指定され新規事業化に向け動き出した感がする。できるだけ早く開通してほしいという思いがある一方、より早く利便性を高めるため現道を活用した形での計画化・事業化ができないかの案もあります。どちらがよりベターな方向性となるか参考になるための説明会。コストあるいは利便性、その他いろいろ考えていだき当市にとってより効果が高まるか考えていただきたい」などとあいさつ。
続いて加藤修平・県建設道路部長が「今回はみなさんの意見を頂きながら進めるという初めての試み。事業主体は国ですが複数案の一つにはあきた北空港西線の一部を活用する案もあります。利便性とか効率的なルートかを含めみなさんと一緒に考えていきたい。可能な限り早く新規事業着手して、できるものなら平成20年代後半で県北全体を高速交通体系に含めたい」などとあいさつしました。
簾内章也・国土交通省能代河川国道事務所副所長は県北地域の道路整備状況を説明しながら「みなさんからルートの選定を含めたアンケート調査を頂き、東北地方小委員会にかけて路線の整備の方向性を検討していきたい。主旨をご理解いただきアンケート調査の提出をお願いします」などとあいさしました。
説明会では、担当者から計画段階評価の仕組みや流れ、県北地域の現状や道路の整備状況、全線新設案(新しい道路を造る案)と現道活用案(現在の道路を有効活用して高速を造る案)の2案についての概要や特徴などがそれぞれ説明されました。
アンケートは県北地域の4市4町1村の世帯に配布されています。アンケートハガキの回収はポストもしくは投函BOXへ。インターネットによる回答も可能になっています。
投函BOX設置場所
秋田県山本地域振興局、秋田県北秋田地域振興局、秋田県鹿角地域振興局
県北の各市町村役場並びに支所、道の駅「ふたつい」「たかのす」「ことおか」「やたて」
(2011.2.6)