2011年02月12日
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北秋田市出身選手の活躍に期待
第66回国民体育大会冬季大会スキー競技会(あきた鹿角国体)の開始式が2月12日(土)、鹿角市記念スポーツセンターで開かれ、国民のスポーツの祭典が開幕しました。
秋田県では平成19年秋田わか杉国体以来の4年ぶり6度目の開催。今大会では「クロスする 熱き魂 君の夢」をテーマに、47都道府県から1807人の選手らが参加し、花輪スキー場で13日から15日まで熱戦を繰り広げます。
秋田県の天皇杯(男女総合成績)順位の最高成績は秋田国体時の2位。本県は141人の役員・選手団を編成し、天皇杯獲得を目指します。
北秋田市からは、バンクーバー五輪出場の高橋大斗選手(土屋ホーム≪鷹巣農林−北海道東海大≫)、小林範仁選手(東京美装≪花輪高−日大≫)、湊祐介選手(東京美装≪鷹巣農林高−日大≫)の3選手をはじめ、15選手が出場します。
式典は午後1時に始まり、花輪ばやしと大湯大太鼓の歓迎アトラクションのあと、47都道府県の旗手が沖縄県を先頭に南から入場、一番最後に赤いウェアの秋田県選手団(上野満団長)代表の佐藤亜紗美さん(花輪高3年)が県旗を掲げて登場すると、観客席からは一段と大きな声援が送られました。
アリーナに整列した選手団を前に、佐竹敬久・秋田県知事が声高らかに開会を宣言したあと、森喜朗・日本体育協会長が「全国から厳しい予選を勝ち抜き栄えある代表として出場される選手の皆さんには、日頃鍛えた力と技を存分に発揮されるとともに、選手相互の友情を育み、さらには人情味豊かな秋田県の皆さんと交流を深められ、実り多い大会とされるよう希望します」などと主催者を代表してあいさつしました。
続いて、鈴木洋一・全日本スキー連盟会長は「国体は我が国最大のスポーツの祭典。その長い歴史の中でスポーツの振興や各競技のレベルの向上、開催地の地域振興のために果たしてきた役割は極めて大きい。選手の皆さんは夏場から国体を目指して懸命の努力を重ねてきたと思う。明日からの競技では、これまで培ってきた練習の成果に自信をもって、自らを信じて、都道府県の代表としての誇りを胸に全力で競技に向かってほしい。皆さんの競技に向かうひたむきな姿勢は、人々に感動をあたえ、あとに続く後輩たちに夢と希望を与える。それがスキーという素晴らしいスポーツの更なる発展に繋がる。選手の皆さんの健闘をお祈りします」などと中央競技団体を代表してあいさつ。
最後に、選手代表宣言が行われ、全都道府県の旗手がステージ中央に集まり、秋田県選手団の畠山陽輔主将が「郷土の代表としての誇りを持ち、自分自身の最高のパフォーマンスを発揮し、大会を見ている方々へ夢や感動を与えるとともに、大会を支えてくださる多くの方々に感謝の気持ちを込めて精一杯戦うことを誓います」と森会長に宣誓しました。
大会は13日には、ジャイアントスラローム(成年男子A・成年女子A・成年男子C)、スペシャルジャンプ(少年男子・成年男子B・A)、クロスカントリー(少年男子・成年男子A・B・C・少年女子・成年女子A・B)。14日には、ジャイアントスラローム(成年男子B・少年女子・成年女子B)、コンバインドジャンプ(少年男子、成年B・A)、クロスカントリーリレー(女子)、コンバインドクロスカントリー(成年男子B・少年男子・成年男子A)。15日には、ジャイアントスラローム(少年男子)、クロスカントリーリレー(少年男子・成年男子)、表彰式が行われます。
市民の皆さん、秋田県選手団並びに北秋田市出身選手に熱い応援をよろしくお願いいたします。
(2011.2.12)