2011年02月14日
コンテンツ番号3779
複合北秋田勢が上位を独占
第66回国民体育大会冬季大会スキー競技会(あきた鹿角国体)が2月14日(日)、花輪スキー場で開かれ、コンバインド(複合)競技で北秋田勢が上位を独占しました。
本日行われた競技のなかから、北秋田市から出場した選手の成績をお知らせします。
午前9時から行われた、コンバインドジャンプ競技(HS84メートル)は、少年男子、成年男子B、成年男子Aの順で行われました。
少年男子では、加賀巧哉選手(鷹巣農林高2年)が飛距離74メートル、得点109点で2位と好位置につきました。また、齋藤翔太選手(鷹巣農林高校1年)が飛距離70.5メートル、得点100.5点で7位、田中巴選手(鷹巣農林高1年)が飛距離58.5メートル、得点71点で25位の位置につき、クロスカントリーで上位を狙います。
成年男子Bでは、高橋大斗選手(土屋ホーム≪鷹巣農林−北海道東海大≫)が飛距離78.5メートル、得点120点の大ジャンプで観客を喜ばせ、がっちりと首位をキープ。小林範仁選手(東京美装≪花輪高−日大≫)は飛距離73.5メートル、得点109.5点で4位から得意のクロスカントリーで優勝を狙います。
成年男子Aでは、湊祐介(東京美装≪鷹巣農林高−日大≫)が飛距離77.5メートル、得点118点で3位と好位置につき、飯島正徳選手(日大−鷹巣農林)は飛距離74.5メートル、得点110点で9位につけて、クロスカントリーで巻き返しを狙います。
午前1時30分から行われた、コンバインドクロスカントリー競技は、成年男子B(5、フリー)少年男子(10、フリー)、成年男子A(10、フリー)の順で行われました。午前中ジャンプの成績でタイム差が決められ、1周2.5のコースで行われます。
成年男子Bでは、ジャンプ1位の高橋大斗選手からスタート。そのあと、42秒おくれて4位の小林範仁選手がスタートしました。クロスカントリーが得意な小林選手は、1周目で3位、2位の選手を次々と追い抜き、高橋選手との差を一気に縮めます。高橋選手も、懸命の滑りで逃げ切りを狙います。
コース沿いには大勢の観衆が詰めかけ、世界で活躍する両選手に「高橋ガンバレー」、「小林追いつけ」などと大きな声援が送られ、大会一番の盛り上がりを見せました。
クロスカントリー1位のタイムで、懸命な追い上げを見せた小林選手でしたが、高橋選手がトップを守り切り、見事に優勝を飾りました。
少年男子Aでは、加賀巧哉選手が1位から1分4秒、齋藤翔太選手が1分38秒、田中巴選手が3分36秒おくれてスタート。加賀選手は、トップ集団に入り周回を重ねます。4週目でトップに立って、長野県の選手と接戦を繰り広げます。しかし、ゴール手前で追い抜かれ、優勝を逃し2位。齋藤選手は17位、田中選手も20位と健闘しました。
成年男子Aでは、湊祐介選手が1位から54秒、飯島正徳選手が1分26秒おくれてスタート。湊選手は1周目で2位の長野県の選手とともに、1位の岩手県の選手を抜いて、2位をキープ。そのまま自己のペースを守りゴールしました。
また、ジャイアントスラローム(大回転)競技の少年女子には、照内かえで選手(花輪高3年−鷹巣中)が出場し、果敢に旗門を攻めて1分00.73秒のタイムで見事に4位入賞を果たしました。
明日、15日(火)は午前9時からジャイアントスラローム(大回転)競技の少年男子が行われ、午前9時30分からは、クロスカントリーリレー競技の少年男子、成年男子が行われます。
ジャイアントスラローム競技の少年男子には、山形翔太選手(鷹巣農林高)が出場。また、クロスカントリーリレー少年男子には、大川翔平選手(鷹巣農林高)、成年男子には高橋涼選手(東京農大−鷹巣農林)と松橋秀高選手(旭川大学−鷹巣農林)が出場し、上位入賞を狙います。
市民の皆さん、秋田県選手団並びに北秋田市出身選手に熱い応援をよろしくお願いいたします。
(2011.2.13)