2020年02月28日
コンテンツ番号3761
いつまでもお元気で
成田ナミさんの100歳を祝おうと2月28日、入所している特別養護老人ホーム青山荘(金田寿施設長)を三上純治高齢福祉課長が訪れ、寿詞と記念品を贈り長寿を祝いました。
明治44年2月26日生まれの成田さんは、旧坊沢村(現北秋田市坊沢)で出生。18歳のときに佐太郎さんと結婚、嫁ぎ先の旧鷹巣町伊勢町(現北秋田市伊勢町)で農業に従事し、四男一女を育てていましたが、28歳の時に夫が亡くなり、その後一人で5人の子どもを養い育ててきました。今では孫9人、ひ孫7人に恵まれています。
成田さんは和裁が得意で、自分で着る着物などは自分で作っていたそうです。子どもが独立してからは、実家で長男夫婦と暮らし、農業を手伝いながら孫の世話をしてきました。現在入所している施設には、平成9年から入所しています。
同施設で行われた祝品の贈呈では、三上課長から成田さんに寿詞と記念品の羽毛かけ布団が贈られました。三上課長は「100歳の誕生日おめでとうございます。外の風はまだまだ寒いですが、これからは春の日差しで温かくなってきます。これからもご家族の皆さんや施設の皆さんに見守られながら、健やかに過ごされることを祈念します」などと祝福しました。
また、施設からは成田さんに記念品と花束が贈られ、金田施設長は「ナミさん、100歳おめでとうございます。雪解けのこの時期に100歳をを迎えられ、とても明るい話題です。私たちも長生きした方をお世話できるということは、仕事としてやりがいもあり光栄です。これからも元気に長生きしてください」と声を掛けていました。
お祝いの会には、長男の嫁ヒミさん(77歳)をはじめ親族7人が同席し、成田さんの長寿を祝いました。
100歳以上の北秋田市民は、今回100歳を迎えられた成田さんを含め、男性1人女性23人の合計24人です。 また、最高齢は104歳の女性の方です。(平成23年2月28日現在)
(2011.2.28)