2011年01月04日
コンテンツ番号3756
自由な発想と行動力を持って積極的な取り組みを
平成23年の仕事始めとなった1月4日(火)、市役所本庁舎大会議室で津谷市長が幹部職員らを前に年頭の訓示を行い、「自由な発想と行動力をもって積極的な取り組みを」と職員に奮起を促しました。
冒頭で津谷市長は、昨年を振り返り、種苗交換会への協力などに感謝しながら「昨年は市民病院がオープンしたが医師不足や交通アクセスなど様々な課題を抱えている。北秋田市上小阿仁病院組合の3月の解散に伴い米内沢病院にかかる問題、更には限られている財政の中で市民の方々から様々な大小関らずの要望をどう成し遂げていくかが大きな課題である。先送りすることなくスピード感を持って取り組んでいきながら市民のみなさんに常に情報をオープンにし、一つひとつ解決に向かっていきたい。直面する様々な課題を後回しにすることなく、真正面にものごとに向かっていく姿勢で臨みたい」などと課題に対する取り組み姿勢を述べました。
そして、「今年は大館能代空港国際チャーター便の就航、4月の県北で最大規模になる県立の秋田北鷹高等学校の開校、秋田大学の北秋田分校の本格的稼働という明るい話題もあります。また、市活性化のため、重要施策の観光や産業振興では昨年末の東北新幹線の青森延伸により北東北が注目されており、自然豊かな森吉山を中心に阿仁スキー場のゴンドラ、伝統あるマタギ文化など地域にある観光資源を秋田内陸線やJR、大館能代空港をはじめ陸路が交わる北秋田市の地の利を十分生かし、市内外にPRしながら観光客をはじめ、たくさんの方々に訪れていただき、地域が潤える施策を進めていきたい」などと述べました。
その上で、「今年の目標として自分自身が積極的なトップセールスを行い、北秋田市を売り込んでいきたい。職員のみなさんもふるさと北秋田をどのように元気づけ、賑わいを取り戻せるかを真剣に考えていただきたい。人材は宝であり職員一人ひとりの何げないアイディア、何げないひらめきが形になる可能性が十分ある。自分のもっている考えをお互いに話し合って伝えてほしい。行財政改革により職員数が削減されている中においてはそれぞれ一層の緊張感を持ちながら、市民への行政サービスを落とすことなく更に充実していけるよう真剣に取り組んでいかなければならない。そのためにみなさんの知恵と柔軟性をもった発想が必要。職員同士が北秋田市の展望などを自由に話し合える機会をつくり、一緒に将来像を語り合っていきたい」 などと呼びかけました。
また、「北秋田市の次の世代を担う子供たちが夢と希望、誇りをもてるふるさとにしていくためにも職員のみなさんが受け身に回ることなく、それぞれの部署で自由な発想と行動力を持って様々なことに積極的に取り組むことを期待します」などと訓示を行いました。
(2011.1.4)