2011年01月05日
コンテンツ番号3754
いつまでもお元気で
小林アグさんの100歳を祝おうと1月5日、入所している阿仁養護老人ホームもろび苑を佐藤唯直副市長が訪れ、寿詞と記念品を贈り長寿を祝いました。
明治44年1月2日生まれの小林さんは、8人兄弟の5女として大館市で出生。高等小学校を卒業後、就職のため上京。昭和12年に結婚し1男1女に恵まれました。その後、昭和57年に阿仁町養護老人ホームに入所、平成15年に現在の阿仁養護老人ホームもろび苑に入所し、現在に至ります。
小林さんは普段車いすで生活していますが、車いすの操作や身の回りの事など、多くのことを自分で行えます。入所している施設では、1日2〜3本の缶コーヒーを自動販売機から買って飲むのが日課で、体操やレクレーションなどにも毎日参加し、元気に過ごしています。また、小林さんは「ドンパン節」を歌うのが得意で、行事などでは声高らかに歌を披露してくれます。今日のお祝いでも、周りから「ドンパン節を歌って」と声が掛かると、手拍子とともに元気に歌ってくれました。
同施設で行われた祝品の贈呈では、佐藤副市長から小林さんに寿詞と記念品の羽毛かけ布団が贈られました。佐藤市長は「小林さんは明治44年にお生まれになり、大正、昭和、平成と4代に渡ってご長命であられ、1月2日に100歳を迎えられました。私どもも小林さんのご長命に習い、長生きしたいと思います。小林さんにおかれましては、今後もご壮健で健やかな生活を送られますよう、祈念します。おめでとうございます」などと祝福しました。
100歳を迎えての感想を尋ねると、小林さんは「どういうお答えしていいかわかりませんが、皆さんからお褒めの言葉をいただいて、ありがたく思います」とお礼を述べていました。
100歳以上の北秋田市民は、今回100歳を迎えられた小林さんを含め、男性2人女性22人の合計24人です。 また、最高齢は104歳の女性の方です。(平成23年1月5日現在)
(2011.1.5)