2011年01月08日
コンテンツ番号3750
事故や犯罪のない安全安心のまちを
北秋田地区交通指導隊連合会(長岐兼雄会長、隊員59人)と北秋田地区防犯指導隊連合会(畠山東会長、隊員48人)の観閲式が1月8日(土)、中央公民館で行われ、交通事故と犯罪の未然防止へ誓いを新たにしました。
北秋田地区交通指導隊連合会は、北秋田市と上小阿仁村の交通指導隊で組織され平成18年3月に発足。交通指導隊の適正な運営とともに、北秋田警察署管内における交通安全運動の推進に取り組んでいます。
北秋田市地区防犯指導隊も同様に、市と村の防犯指導隊で組織され同年3月に発足。犯罪のない明るい社会をめざして管内における地域住民の防犯意識の高揚とともにパトロール等の防犯活動に取り組んでいます。
交通指導隊の観閲式では、津谷市長、萩野芳昭上小阿仁村副村長、近藤康雄北秋田警察署長による観閲のあと、津谷市長が「交通事故の無い地域社会を目指して取り組んでいますが、行政だけでは力が不足です。皆さんの力を更に発揮し、地域に住む方々の尊い生命が交通事故によって奪われることのないように、これからも鋭意努力していただきたい」などとあいさつ。また、萩野副村長も「交通安全に関する啓蒙の面でも皆さんの活躍に期待します」などと激励しました。
続いて、近藤署長が「昨年の県内における交通事故の死者数は、60人以下にするという目標を達成することができた。これは一昨年より4人少ない、過去50年間で最小。一方、北秋田警察署管内の交通事故発生状況は、人身交通事故が57件で76人が負傷。一昨年より、死者数で1人、負傷者数で40人の減少」と事故発生状況を報告しながら、「皆さんが常日頃から行っている街頭指導や啓蒙活動は、今や交通事故防止に絶対に欠くことのできない極めて重要な活動。どうか交通指導隊員として誇りと使命感を持って活動していただき、悲惨な交通事故から住民の命を守るためになお一層のご尽力を賜りたい」などとあいさつ。
これに対し、交通指導隊連合会の長岐会長は「交通弱者と呼ばれる、子どもや高齢者をはじめとする尊い命が失われないよう、地域の交通安全リーダーとして事故のないまちづくりを目指します」と決意を述べました。
一方、防犯指導隊観閲式では、観閲のあと津谷市長が「皆さん防犯指導隊のおかげで、地域の方々が安全安心で心豊かな気持ちで過ごすことができている。どうか崇高なる精神のもとに、地域の安全安心は自分たちが担っていくんだという気持ちのもとに、鋭意努力していただきたい」などど激励。
防犯指導隊連合会の畠山会長は「当地域でもいつどこで何かが起きるやもしれぬ不安な社会情勢です。われわれ防犯指導隊は、行政をはじめ警察署、自治会、関連する諸団体との連携を密にしながら、この地域で安全で安心な生活ができるよう、積極的に活動をすることを誓います」と決意を述べました。
(2011.1.8)