2011年01月31日
コンテンツ番号3729
こんな街にしたい、こんな店があってほしい
北秋田地域振興局主催の「街なか賑わいづくり意見交換会」が1月31日(月)、市交流センターで開催され、参加した高校生が商店街活性化に向け意見を述べました。
「街なか賑わいづくり意見交換会」は、高齢化率、人口減少化率が高い秋田県の中でも北秋田地域においてはその進行が顕著で、さらに大型小売店の郊外進出や公立病院の移転などにより「街の賑わい」の低下が大きくなっているが、鷹巣駅前地域の商店街では再び盛り上げようとする気運も見られ、さらに今年4月から市内4校の統合校「秋田北鷹高校」が開校し、鷹巣阿仁の若者が多く集結するため、高校生の若い自由な発想を活かした「街なかの賑わい」を目指そうと行われました。
市内4高校の高校生徒会長、津谷市長、伊藤公夫・商工会長、佐藤英樹・鷹巣農林高校校長、菊地邦廣・協同組合鷹巣駅前商店振興会理事長、和田清彦・協同組合鷹巣銀座通商店会理事長、佐藤大・協同組合鷹巣銀座通商店会理事、川原幸徳・北秋田地域振興局長が参加して意見交換が行われました。
始めに、市や商店会、北秋田地域振興局からこれまでの商店街活性化への取り組み事例が紹介され、生徒のみなさんの貴重な意見をこれからの参考にと意見交換に入りました。
鷹巣農林高校生徒会長の浅利帆奈美さんは「24時間営業の店や全国チェーンの店など若い人たちが入りやすい店。通学に合わせて店を早く開いてほしい。学校行事には人が集まるの、出店など地域の方々に協力してもらい地域を盛り上げることができるのでは」などと、鷹巣高校生徒会長の佐藤純子さんは「商店街にほしいものは生徒が気軽に集まれる場所。商店街のポイントカードなどあまり知られていないので広めるべき。イベント等にボランティアで協力する生徒もいるので積極的に利用してもらいたい。情報を若い人に広める手段を考えて」などと、合川高校生徒会長の三輪幸成さんは「全国でB級グルメコンテストが話題になっているのでこの商店街でできないか。地域の方に参加してもらい特産物を活かしたり、商店街にしかない食べ物にするなどイベントを」などと、米内沢高校生徒会長の板垣彩さんは「シャッターが閉まっていて暗いイメージがあるのでこれからもシャッターペイントをやってほしい。農林高校で野菜を作っているのでみんなの目につくところにおいて売る機会を増やしたら。若い人からお年寄りまで誰でも気軽に入れるお店を。バスや内陸線の本数を増やしたり料金を安くしたら」などと商店街に対してエールを送りました。