2012年12月28日
コンテンツ番号2507
いつまでもお元気で
佐藤サキさんの100歳を祝おうと12月28日(金)、入所している介護老人保健施設もりよし荘(盛岡敬二 施設長)を鈴木祐悦高齢福祉課長が訪れ、寿詞と記念品を贈り長寿を祝いました。
佐藤さんは、大正元年12月28日に上小阿仁村小沢田に生まれました。旧合川町駅前に嫁ぎ、自転車屋を営む夫の勝二さんを支えながら、家事を切り盛りし、5人のお子さんを育て上げました。現在は平成18年から入所している北秋田市米内沢のもりよし荘で生活していますが、本を読むのが好きで、週刊誌や絵本に目を通すのが日課になっているようです。
同施設で行われた祝品の贈呈式の会場には、盛岡施設長や娘の畠山新子さんが出席したほか、施設の職員及び利用者も大勢集まるなか行われました。
はじめに、鈴木課長から佐藤さんに寿詞と記念品の羽毛かけ布団が贈られ、そのあと鈴木課長は「ご壮健で100歳を迎えられた佐藤サキさんに心よりお祝い申し上げます。サキさんは旦那さんが自転車店を経営されている時から、専業主婦としてお子さんを立派に育てていただきました。悲しい戦争を体験され、地域や家族のため苦難を乗り越え尽力されたことに感謝申し上げます。ご家族からはサキさんが作る料理は、たいへん愛情がこもっていて何を作ってくれても美味しかったと聞いています。これから一層、厳しい冬に入ります。もりよし荘は安全安心な施設ですので、健康で元気に暮らされることを祈念しています」などと祝福しました。
このあと、施設の職員から佐藤さんに花束が贈られ、集まった人たちからも「おめでとう」の言葉や、祝福する拍手が佐藤さんにたくさん送られていました。
100歳以上の北秋田市民は、今回100歳を迎えられた佐藤さんを含め、男性3人、女性23人の合計26人です。 (平成24年12月28日現在)