2012年11月06日
コンテンツ番号2426
支え合う地域づくりを目指して
(2012.11.6)
第8回北秋田市社会福祉大会が11月6日(火)、北秋田市社会福祉協議会(高坂祐司会長)の主催で、北秋田市文化会館を会場に開かれ、福祉活動功労者の表彰や地域福祉活動の実践報告などが行われました。
8回目となる今大会のテーマは『地域支え合い〜ふれあいの居場所づくり〜』。人口減少や少子高齢化が急速に進行し、更には地域の繋がりの希薄化など、ちいきの基盤づくりを福祉の側面からどう再形成していくのか課題とされているなか、市民が一堂に会し、人と人とが思いやりと優しさを持って共に支え合う地域づくりが、災害にも強く、安心・安全な地域づくりに繋がることを認識し、その実現に向けてさらなる地域福祉の推進を図ることを目的に開催されました。
はじめに、高坂会長が「福祉業界は成熟期を迎え、厳しい競争社会で、基本的観念さえ変化する時代。特に北秋田市は少子高齢化が全国的に最先端をゆく先行地域であり、対応策もモデルも参考事例もない未知の世界を開拓することになる。将来の北秋田市の福祉力を高めるために地域住民のニーズに対応可能な福祉事業に参入し、地域の安全・安心づくりのため、小地域ネットワークを積極的に推進していく」などとあいさつ。
続いて北秋田市社会福祉協議会表彰、秋田県共同募金会長表彰の授賞式が行われ、福祉事業に貢献、功労された方々に表彰状や感謝状が贈られました。
また、来賓を代表して虻川広見副市長、市議会の佐藤吉次郎議長、近藤健一郎県議会議員、北林丈正県議会議員が祝辞を述べ、このうち虻川副市長は「いま福祉は様々なニーズが求められ、複雑化、多様化している。また、安心して住み慣れたまちで暮らしたいというニーズも高まってきている。市でも豊かで快適な生活が送れるようなサービスの充実に取り組むとともに、地域の方々と行政が一緒になって地域福祉を支え合う、豊かな福祉のまちづくりを目指している。こうしたまちづくりの実現には、皆さんのような地域福祉を支えていただいている方々のご協力が不可欠。今後ともご理解ご協力をお願いします」などとあいさつしました。
この後、大会宣言が「住民同士の助け合い、支え合うことの大切さを今一度認識し、地域福祉を積極的に推進する事により、誰もが安心して暮らせる福祉社会の実現に向けて邁進していくことを宣言する」などと読み上げて提案され、来場者からの大きな拍手で承認されました。
式典に引き続き、下新町自治会(阿仁地区)が「あそびにきてけんへ」と題して、三木田自治会(合川地区)が「お互いさま」と題して実践報告を行ったほか、全国コミュニティライフサポートセンター理事長の池田昌弘氏が「ともに支え合う地域づくり」と題して講演を行い、それぞれ来場者は熱心に聞き入っていました。
厚生労働大臣表彰
鷹巣地区
朗読ボランティアあかねグループ
合川地区
介護ボランティア しろばと会
北秋田市社会福祉協議会長表彰
社会福祉施設従事者功労
特別養護老人ホーム森泉荘
三浦英雄さん
佐藤幸子さん
複合ケアセンターもりの郷
土佐勁嗣さん
九嶋みゆきさん
土佐茂さん
森川優子さん
吉野更生園
伊藤恵子さん
地域社会奉仕功労(団体)
合川地区
さくら草グループ
感謝状
合川地区
金森勝三
阿仁地区
宮越正雄
秋田県共同募金会長表彰
共同募金奉仕功労
鷹巣地区
山本浩子さん
豊村美郎さん
佐藤健二さん
小林玲子さん
木村幸子さん
長崎兵毅さん
高橋芳子さん
石川ミヨさん
檜森和子さん
高橋レイさん
福田裕子さん
齋藤ヒサ子さん
小笠原令子さん
鎌田雅子さん
佐藤繁子さん
村上三雄さん
浪岡正幸さん
宮野慶子さん
中嶋靜子さん
堀部照子さん
柏木和雄さん
長崎正史さん
共同募金運動感謝状
鷹巣地区
秋田北鷹高等学校
(株)タクト北秋営業所
阿仁地区
阿仁仏教会