2012年11月06日
コンテンツ番号2424
工藤和久さんが瑞宝単光章を受章
(2012.11.7)
このほど、消防功労により瑞宝単光章を受章した工藤和久さん(67歳、上杉字上屋布岱)が11月7日(水)、市役所を訪れ、津谷市長に受章を報告しました。
叙勲は、国や公共に対して功労のある人に広く与えられるもので、春秋叙勲、高齢者叙勲、死亡叙勲、危険業務従事者叙勲などがあります。このうち、危険業務従事者叙勲は、平成15年から始まったもので、従来の春秋叙勲とは別に、警察官や消防吏員、自衛官など危険性の高い業務への精励者を受章対象としています。
工藤さんは、昭和40年に旧合川町消防団に入団。昭和45年に当時の鷹巣合川地区消防一部事務組合の消防士になりました。その後、鷹巣阿仁広域市町村圏消防吏員として合川、上小阿仁、森吉の各分署に勤務し、平成17年3月に北秋田市消防本部阿仁分署長で退職しました。在職中は、職場の仲間や消防団員との信頼関係を大切にし、各種訓練などを通じて、署員と各地区団員が協調する体制づくりに寄与され、平成13年に県知事有功章、平成16年には消防庁長官永年勤続功労章を受賞しています。
この日、市役所を訪れた工藤さんは「このような立派な章をいただいき、ずっしりと重みを感じている。在職中は、いろいろ危険な現場も経験したが、皆さんに助られて乗り越えてくることができた。仕事の異動で各地区を回ったが、それぞれの場所でたくさんの人に応援してもらった。この受章はそういった人たちのおかげ」などと津谷市長に受章を報告しました。
津谷市長は「長年、消防でご活躍されこうして受章されたことは、私たちにとっても誇りです。この受章を励みにして、後進の模範としてこれからも頑張っていただきたい。健康には十分留意され、今後も市の消防をはじめ、市政全般に渡ってご協力をお願いします」などと受章を称えました。