2012年11月07日
コンテンツ番号2421
プロバスケットボール選手が合川小学校を訪問
(2012.11.7)
秋田ノーザンハピネッツの小学校訪問事業が11月7日(水)、合川小学校(三浦栄一校長、児童数76人)で行われ、訪れたプロバスケットボール選手が児童たちと交流しました。
この事業は、プロバスケットボールチームの秋田ノーザンハピネッツの選手が県内25市町村の小学校を訪問し、ふれあいを通してスポーツの楽しさや興味、意欲を引き出すことを目的に、平成23年から秋田プロバスケットボールクラブ株式会社と秋田県が行っているものです。 昨年の9月19日には、合川北小学校に信平優希選手が訪問しています。
今回訪問したのは、同チームの加藤真選手。加藤選手は1982年生まれ、宮城県出身で身長は192、日立電線(JBL2)、レラカム北海道(JBL)、BJリーグの富山グラウジーズを経て、今シーズンから秋田ノーザンハピネッツでプレーしています。
この日、全校生徒が集まった体育館に入場する加藤選手を、児童らは大きな拍手で迎え入れました。はじめに三浦校長が「秋田県では、スポーツで秋田を元気にしよう、素晴らしい選手を育成していきましょうという取り組みを行っています。そうしたなか、秋田県で初めてのプロスポーツチームとして誕生したのが、ノーザンハピネッツです。ノーザンは北、ハピネッツは幸せを意味します。私も試合を実際に会場で観たりしますが、選手の皆さんが勝利に向って一生懸命プレーする姿がとても素晴らしく、元気や勇気をもらい本当に幸せな気持ちになるチームです。今日はその中から加藤選手が来てくれました。今日は加藤選手のお話を聞いて、スポーツをもっと好きになったり、将来の夢につながる時間になってくれればと思っています」などとあいさつしました。
続いて、加藤選手は「今年から縁があって東北のチームでプレーすることになりました。ノーザンハピネッツは、いま3年目で優勝を目指して頑張っています。その中で、自分自身一つでも多く貢献して、勝利につなげていきたいと思っていますので、皆さんの大きな声援をお願いします」などとあいさつ。
引き続き行われた質問コーナーでは、児童から「どうしらたそんなに背が伸びるんですか」、「試合で一番たいへんなことは何ですか」など質問があり、加藤選手は「いっぱい食べて、いっぱい運動して、いっぱい寝ること。あと一番は、いっぱい勉強すること」、「試合では厳しい局面がたくさんあり、どれが一番というのは無いが、そういった試合に向けての準備がすごく大事だと思っている」などと答えていました。
このあと、加藤選手はいろいろな種類のドリブルやパスなどを披露しながら「出来るようになるには、チャレンジすることが大事。そして、失敗しても諦めなければ必ず出来るようなる」と児童たちに話しました。また、児童からのリクエストに応え、豪快なダンクシュートを披露し、児童らは大きな歓声を上げていました。
最後に加藤選手からチームのクリアファイルと下敷きが、児童にプレゼントされたほか、全員で記念撮影を行い、憧れのプロ選手との交流を深めました。