2012年11月12日
コンテンツ番号2269
「うまいもん甲子園」での受賞を報告
(2012.11.12)
「ご当地!絶品うまいもん甲子園」に東北代表として出場した県立秋田北鷹高校(佐藤英樹校長、生徒数766人)の生物資源科水田専攻の3年生4人が11月12日(月)、市役所を訪れ、津谷市長に当大会での受賞を報告しました。
同大会は、11月2日、3日に東京・銀座のJR有楽町駅前広場で開かれ、11月2日は料理コンテストの審査、3日は実食イベントで来場者にむけた販売が行なわれました。若者の夢を応援するとともに、農業分野で活躍する人材を育成し、各地の特産物を都内でPRすることで地域活性化につなげてもらおうと、農林水産省が主催する「食と農林漁業の祭典(JAPAN FOOD FESTA2012)」の一環として初めて企画されました。 企画・プロデューサーは「ノギャル」プロジェクトなどで活躍している文化起業家の藤田志穂さん。
全国から77校が応募し、その中から北海道、東北、北信越、関東、東海、関西、中国・四国、九州・沖縄、全国8ブロックから書類審査を通過した9校が、今回の決勝の舞台に出場し、味やアイデアを競い合いました。
東北代表として出場した同校は、キリタンポに豚バラ肉を巻き、しょうゆやタマネギ、リンゴなどをブレンドしたタレを塗りオーブンで焼いた「ポークンロール 肉巻きキリタンポ」を出品し、審査の結果『東北エリア優秀賞』と『トリコ賞』を受賞しました。
この日、報告に訪れたのは相馬奏(かなた)さん、川村裕太さん、下山遙(はるか)さん、藤田みらいさんの出場した生徒4人と小栗美香子教諭の5人。
はじめに、相馬さんが津谷市長に『東北エリア優秀賞』と『トリコ賞』の受賞と11月3日の実売イベントでは「用意した料理がすぐに完売することができ、良い経験になった」と報告。ポークンロールを作るにあたっての経緯については「日本の米の消費量が減っており、消費量を伸ばすために、自分たちで新しいお米を使った料理を作り、それを食べてもらうことで、消費拡大を目指して、作ることにした」などと、また、作りにあたって工夫したことについては「食べる時に肉がはがれないようにしたことや、きりたんぽの中にレンコンを入れて歯触りを良くしたりした」などと説明しました。
報告を受け、津谷市長は「受賞おめでとうございます。報道等でも目にしていて、産業祭にも出品していたので、会場に行ったんですが、すぐに完売していて残念な思いをした。今度、ぜひ食べさせてほしい。北鷹高校のみんなには、いろいろと元気づけていただき、今回もこのように受賞したということで、本当に嬉しく思っている。皆さん3年ということで、これから進路があると思いますが、将来の目標に向かって自信を持って頑張ってください。皆さんの未来に輝かしいものがあると期待しています」などと受賞を称えました。
※トリコ賞…トリコは、週刊少年ジャンプに連載されているグルメを題材とした人気アニメ。「ご当地!絶品うまいもん甲子園」にも、そのキャラクターがゲスト出演しています。