2012年11月16日
コンテンツ番号2364
いつまでもお元気で
(2012.11.16)
藤嶋正夫さんの100歳を祝おうと11月16日(金)、入所しているグループホーム「だんらんハウスあいかわ」を三上純治健康福祉部長が訪れ、寿詞と記念品を贈り長寿を祝いました。
藤嶋さんは、大正元年11月16日に木戸石で生まれました。戦時中は中国に渡り、復員後は、公共職業安定所の職員として県内に勤務しました。14年前に妻の龍さんが亡くなってからは、一人で生活していましたが、平成19年12月から同所に入所しています。毎日の楽しみは読書。眼鏡をかけずに中国の歴史書をはじめ、新聞、雑誌などを読むのが日課となっています。
寿詞と記念品の贈呈には、千葉県市川市から長男の正彦さん夫婦と孫2人が駆け付け、同施設の職員や利用者など約20人が見守るなか行われました。三上健康福祉部長は「この100年は、悲惨な戦争も体験され、激動の時代を生き抜いて家族や地域のために一生懸命頑張ってこられたことについて、心から敬意を表したいと思います。これからも、健やかに、いつもでも元気に過ごしてください。誠におめでとうございます」とお祝いを述べました。
元気の秘訣を聞かれ藤嶋さんは「別に100まで生きるつもりでこうなったわけではないが、酒は飲まないし、タバコも吸わないことがよかったのではないか」などと笑顔で述べました。
100歳以上の北秋田市民は、今回100歳を迎えられた藤嶋さんを含め、男性3人、女性22人の合計25人です。 (平成24年11月16日現在)