2012年11月19日
コンテンツ番号2358
新校舎での授業が始まる
(2012.11.19)
建設が進められてきた米内沢小学校(伊藤康栄校長、生徒数145人)の校舎が完成し、11月19日(月)、新校舎の2階ホールで新校舎完成のセレモニーが行われました。
同小学校は、鉄筋コンクリート2階建、延床面積3,060平方で、校内の壁や天井には、多くの木材が使用されています。1階には職員室や会議室、1、2年生の教室が配置され、2階には3年生以上の教室や理科室、音楽室、家庭科室などが配置されています。平成23年9月から本格的に工事が着手され、今年の10月に完成。プールについては、今年の6月に完成しています。
また、市内の小中学校では初めてとなる太陽光発電パネルの設置工事も進められており、完成すれば20キロワットの発電が可能となり、学校の電力として利用するほか、環境学習に活用される予定です。
はじめに、伊藤校長が「この学校を建てる計画が平成21年からスタートし、この学校ができました。前の校舎は43年の歴史がありますが、冬の寒い朝でも皆さんは冷たい水で雑巾を絞りながら、一生懸命掃除をしてくれたおかげで、古くてもピカピカ光る校舎でした。これは私の自慢であり誇りです。この新しい校舎を建てるにあたり、いろいろな人が係わり、皆さんに明るく、元気にたくさん勉強し、たくさん友達を作って学校生活を送ってほしいという思いが込められている。みなさんがそういった生活をすることが、この学校をつくってくれた人たちへの大きな感謝になります。今日から新しい校舎で元気いっぱい生活することを約束しましょう」などとあいさつ。
次に三澤仁教育長が「17日に先生方や皆さんのお父さん、お母さんが頑張ってくれて、引っ越しが終わりました。教室も廊下もこのようにピカピカです。教室の机や椅子の下にも、傷が付かないように柔らかいシートを貼っています。皆さんを暖かく見守ってくれる校舎ですし、これから何十年も君たちの後輩たちが生活していく場所ですので、大事に使ってほしい。この新しい校舎で学習や部活動に思う存分、励んでほしい」などとあいさつしました。
この後、児童を代表して加賀葵(あおい)さんが「このような素晴らしい校舎で勉強できることに感謝して、みんなで気持ち良く使えるように、新しい校舎を大切にしていきましょう」などとあいさつ。最後に新校舎で初めてとなる校歌を、児童全員で声高らかに合唱しました。