2012年11月20日
コンテンツ番号2357
連携の絆が深まるように
(2012.11.20)
北秋田市身体障害者協会(松田光朗会長)の第8回身体障害者福祉大会が11月20日(火)、阿仁ふるさと文化センターで開かれ、会員約120人が障害者福祉の充実を目指し交流を深めました。
この大会は、身体障害者の社会参加や障害者同士の相互扶助を高め、障害者の「完全参加と平等」の実現をしようと平成17年から毎年行われているものです。
大会では、はじめに松田会長が「現在、国では障害者制度改革推進会議により障害者制度の集中的な改革が進められ、福祉や障がい者の雇用、教育などの個別分野の在り方も含めた大幅な見直しをするとの情報もあり期待しているところです。本日の大会を契機として、地域住民のご支援ご協力を得ながら諸問題の解決に向けて、会員一同の交流の輪が広がり、連携の絆が一層深まるようがんばりましょう」などと主催者あいさつ。
表彰式では、身体の障害を克服し社会人として自立更生されている4人と、同協会の支部役員として長年活動し団体育成に尽力された4人に会長表彰が行われたほか、長年にわたり在宅で寝たきりの家族を介護されている2人に感謝状が贈られました。
続いて、来賓の市健康福祉部の三上純治部長、北秋田地域振興局鷹巣阿仁福祉環境部の熊谷義美次長、市社会福祉協議会の坂祐司会長がそれぞれ祝辞を述べ、このうち三上部長が「北秋田市の障害者手帳保持者は、2249人となっている。より安心して暮らせる社会を目指しているが、障がい者一人一人がこの地域で安心して暮らせるためのご意見を賜り、それを我々は実現していくことによって、より豊かで安心できる町づくりにつながるものと思っているので、皆様の声をお聞かせいただくようお願いします。今大会を契機に、各地区障がい者の皆さまの交流の輪が広がり、また、北秋田市身体障害者協会のますますのご発展とご活躍を祈念申し上げます」などと述べました。
大会宣言では、北秋田市身体障害者協会阿仁支部の湊誠一支部長が「障がいのある人もない人も共に支え合い、同じ社会の一員として社会貢献に努める中で、障がい者一人一人の尊厳が尊重され、安心できる地域生活を実現するため、一致団結して行動することをここに誓います」などと声高らかに宣言しました。
式典後は、バンド「峠のシルバー5」代表の鈴木繁さんが「今は昔 歌は楽しく歌でも元気に」と題して講演し、メンバーらと演奏曲を披露しました。また、会員らが歌や踊りなどの芸能を発表し親睦を深め合いました。
平成24年度北秋田市身体障害者協会会長表彰者
自立更生者
福原正志(鷹巣支部)
野呂博昭(鷹巣支部)
中嶋勇一(阿仁支部)
西根節子(阿仁支部)
団体育成者
岩谷三雄(鷹巣支部)
藤嶋由夫(合川支部)
鈴木一美(合川支部)
武石嘉一郎(森吉支部)
感謝状
羽場確延(森吉支部)
成田リヱ(森吉支部)