2020年01月04日
コンテンツ番号9249
一致団結して市民の安心安全な暮らしを守る
令和2年北秋田市消防出初式が、1月4日(土)に北秋田市文化会館で行われ、消防団員500人が参加し、今年一年の無火災と無災害を願うとともに、消防団員として決意を新たにしました。
今年は、例年行われている分列行進を見ようと集まった市民へ、バター餅の餅まきが行われ、その後、市民ふれあいプラザを出発した団員が式典会場である北秋田市文化会館まで分列行進をしました。北都銀行鷹巣支店前では、津谷永光市長、戸島丈夫消防団長、中嶋誠消防長の観閲を受け、沿道に集まった市民に堂々とした歩みを披露し、地域防災を担う心意気を示しました。
式典では、はじめに津谷市長が「崇高なる消防精神のもと、住民の安心・安全のため昼夜を問わず消防防災活動に尽力いただき、心から敬意と感謝の意を表する。近年は自然災害の多様化、大規模化が進み、昨年の台風19号においては豪雨災害が発生している。災害から命を守り、被害を最小限に抑えることは、自助、共助、公助の精神であり行政機関と住民が一体となった防災力の向上が重要である。市としては、安心・安全なまちづくりを引き続きまい進していく。消防団員の皆さんも、市民の生命と財産、および郷土の繁栄のために更なる精進をお願いする」などと式辞を述べました。
また、戸島団長は「昨年の災害状況を振り返ると、当市において大きな災害、火災はなかったものの火災件数は4件増加し、18件となっている。全国各地でも、大雨、地震など地域住民の生活を脅かす自然災害が、珍しくない出来事となっている。このような状況からも、我々消防団は火災防御のみならず、これから様々な自然災害にも立ち向かっていかなければならない。市民が安全で安心して暮らせる北秋田市を目指して、団員同士が一致団結し、分団同士の結束力を向上させ、より力強い北秋田市消防団を作り上げるようお願いする」などと訓示を述べました。
つづいて、秋田県知事表彰や秋田県消防協会長表彰、秋田県消防協会大館北秋田支部長表彰、市長表彰などがの表彰が行われ、表彰状が授与されました。全ての表彰が終了後、第1分団分団長の藤嶋和政さんが「郷土愛護の理念と地域住民の生命を守るという消防団員の使命を考えると、その責任の重大さを日々痛感している。この受章を契機として、よりいっそう日々精進し、郷土繁栄の一役を担い消防団の発展のため尽力していく所存である」と謝辞を述べました。
この後、来賓の北秋田地域振興局の畠山学総務企画部長、秋田県議会の近藤健一郎議員、同じく北林丈正議員から祝辞があり、最後は北秋田市消防団副団長の杉渕一弘さんの音頭で万歳三唱を行い、市民の安心安全を守ることを誓いました。
表彰者一覧
秋田県知事表彰
- 有功章6名
- 永年勤続功労章40年1名
- 永年勤続章35年2名
- 永年勤続章30年15名
- 永年勤続章25年24名
- 永年勤続章20年18名
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秋田県消防協会長表彰
- 功労章30年以上5名
- 勤続章10年以上26名
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秋田県消防協会大館北秋田支部長表彰
- 支部功労章9名
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北秋田市長表彰
- 精勤章13名
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集まった市民へバター餅の餅まき