2012年10月14日
コンテンツ番号2307
浦田っ子 笑顔満開 かがやいて
(2012.10.14)
市内各小学校の学習発表会が10月14日(日)、浦田小学校など9校で開かれ、舞台発表や作品展示で日ごろの学習成果を披露しました。
学習発表会は、市内の小学校で毎年9月下旬から10月にかけて行われており、、舞台で合唱やダンス、演劇などを披露したり、図画や書道、工作、絵画などの作品を展示したりして、家族や地域の方々に学習の成果を発表しています。
このうち、浦田小学校(神成寿寛校長、児童数21名)は、平成24年度をもって閉校となることから、今回が最後の学習発表会となりました。
今回のテーマは「浦田っ子 笑顔満開 かがやいて」。楽しみにしていた家族や地域の方々が同校に詰めかけ、1・2年生の「はじめのあいさつ」から舞台発表が始まりました。「はじめのあいさつ」では「今日は僕たちの学習発表会にようこそおいでくださいました。今日の学習発表会は浦田小学校最後の学習発表会になります。最高の学習発表会になるように、僕たちは今日まで歌や体操などを一生懸命練習してきました。今年は全校劇にも挑戦します。失敗するかもしれませんが、元気いっぱい頑張ります」などと元気に呼びかけました。
続いて、4〜6年生による「浜辺の歌」「ふるさと」のミュージックベルの合奏、1〜3年生によるダンス「スポーツキッズ 浦田っ子」、全校児童による劇「みんなの浦小物語(前編)」が次々と披露させました。「みんなの浦小物語」は、浦田小学校137年を劇で振り返る前編、後編合わせて約50分にのぼる力作。子ども達の元気ではつらつとした演技に会場から大きな拍手が送られました。
前半が終了して神成校長は「最後の年も半年が過ぎ、行事を行っていくたびに悲しい気持ちになるが、子ども達は一生懸命頑張っています。今年は、学年の発表を少なくして、137年の歴史を皆で劇にしてみようと頑張ってきた。137年の歴史を演ずることで、今まで先輩が築いてくれた伝統、浦田地区の方々の学校に対する強い思いを胸に刻みながら練習してきました。思い出に残る学習になるよう、子ども達が頑張っていますので、前半同様、温かい拍手をお願いします」などとあいさつしました。
後半では、ダンスクラブが「Gee」(少女時代)を披露。続いて「みんなの浦小物語(後編)、全校児童で「みんなのうら山」「Smile」を合唱しました。最後に児童を代表し6年生の柴田彩冬さんが「僕はこんなにたくさんの皆さんに来ていただいて、緊張もしましたが、いつも以上にやる気満々で頑張ることができました。あと半年ほどで、浦田小学校の歴史は幕を閉じます。その最後の瞬間まで、皆仲良しで、笑顔のたえない浦田小学校の伝統を守れるように頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いします」などと力強くあいさつしました。
会場は、子ども達の発表をビデオやカメラに収める光景が広がり、舞台発表が終わるごとに大きな拍手が響き渡りました。ホールには、絵画や書道、家庭科で作った作品のほか、浦田小学校伝統の七輪や野焼き作品が展示されじっくり鑑賞していました。また、これまでの歴史を振り返るアルバムや文集も展示され、懐かし写真に見入る姿もみられました。