2020年01月06日
コンテンツ番号2968
部署間で連携しワンチームで業務を
令和2年の仕事始めを迎えた1月6日(月)に市役所本庁舎で、津谷市長が幹部職員らを前に年頭の訓示を行いました。
はじめに津谷市長は「昨年、伊勢堂岱遺跡を含む北海道・北東北縄文遺跡群が、我が国の世界文化遺産候補としてユネスコへの推薦が決定した。市民の皆さんとこの推薦決定を喜び、世界に向けて北秋田市を発信できる機会を得たことに大きな期待と共に、身が引き締まる思いである。市民に身近なところでは、来庁者及び職員を受動喫煙から守るための取り組みとして、本庁舎及び各庁舎の敷地内禁煙を実行したほか、地域包括支援センターの3圏域への拡充によるきめ細やかな相談活動体制の構築、免許返納者を含む交通弱者対策である市街地循環バスの本格運行、市民ファーストの一環として宮前町庁舎の改修による執務室を2階から1階への移転の実現、学校統合に伴う鷹巣中学校の大規模改修工事の実施など、社会情勢の動向を踏まえ、市民ニーズに応える施策も積極的に展開してきた。また、子供たちの活躍については、鷹巣小学校女子ミニバスチームの全県初優勝、森吉中学校ソフトテニス部の東北大会優勝、この3月で閉校となる鷹巣南中学校野球部の全県3位入賞、秋田北鷹高校女子駅伝チームの全国高校駅伝競技大会の出場など素晴らしい躍動で、地域を明るく元気にしてくれた」などと昨年を振り返りました。
新年に向けては「2月1日までに北海道・北東北の縄文遺跡群の世界文化遺産推薦書をユネスコへ提出し、来年の夏頃にユネスコ世界遺産委員会で登録が審査される見込みである。私たちのごく身近なところに存在する遺跡が、世界文化遺産に登録されることを期待するとともに当市の世界に誇るべき観光資源として、様々な利活用にも力を入れていきたいと考えている。また、2月には戸籍・住民票などのコンビニ交付サービスの開始を予定しているほか、4月には改築された新阿仁診療所の開所、改修を終えた統合鷹巣中学校の開校、現在建設中のし尿処理施設や新鷹巣浄水場の供用開始などを予定している。さらに、第2次北秋田市総合計画における前期基本計画の最終年度となる。将来像として掲げた『住民が主役ののもりのまち』の実現を目指し、これまで行ってきた事業の検証を行いながら、各事業の推進に邁進していくこととなるうえ、後期基本計画の策定にも取り組むこととしている」などと述べました。
最後に職員に対し「皆さんには『話し合い』と『連携』に気を配ってもらいたい。昨年の流行語大賞に『ワンチーム』が選ばれたが、市役所も常にワンチームでありたいと思う。そのためには、総合計画の目標達成に向け、具体的な施策はどうあるべきか、従来の手法や手順が適切なのかについて、向かうべき方針を定めるために、担当者だけに任せるのではなく、係内、課内、部内でアイディアを出し合う、話し合いの場を設けることがとても重要となる。また、施策の展開にあたっては、必ずしも1担当部署内で全ての市民ニーズに応えることができるものではないことから、部を超えた連携を視野に入れ、協議の場を持つことも同様に重要となる。ワンチームの市役所を目指して皆さんと力を合わせて風通しの良い職場環境を作り上げたい」などと呼びかけました。