2012年10月21日
コンテンツ番号2260
美しいハーモニーを響かせて
(2012.10.21)
第26回もりよし合唱祭が10月21日(日)、森吉コミュニティセンターで開催され、市内外から出演したコーラスグループ8団体が美しいハーモニーを響かせました。
主催は森吉地区を中心に活動しているグループ「コール・もりよし合唱団」(近藤雪美代表)。同合唱祭は「浜辺の歌」などで知られる米内沢出身の作曲家・成田為三を顕彰するため、昭和62年に当時の森吉町教育委員会、成田為三顕彰会などの後援で、第1回目が開催されています。
今回の出演団体は、市内団体の「女声合唱団 る・それいゆ」「「浜辺の歌音楽館少年少女合唱団・はまべのうたキッズ」「秋田声楽研究会混声合唱団」「MMC」「秋田声楽研究会合唱団カント・アムゼル」「コール・森吉合唱団」のほか、五城目町の「コール谺(こだま)」と「コール・もりやま」。
合唱祭のオープニングでは、浜辺の歌音楽館の後藤惣一郎名誉会長の指揮でを出演者と観衆が「浜辺の歌」を合唱し花々しくスタートしました。
オープニングのあと、三澤仁教育長は「小中学校、どこも学習発表会や学校祭を行っていますが、フィナーレには、全員による合唱が行われます。素晴らしい心の澄んだ子ども達の、本当に澄んだ歌声は、見に来てくれたおじいさん、おばあさんが涙を流し、うなずきながら聞いている。合唱はみんなの心をやさしくし、一つにするものだと思う。この合唱祭を大事にして、つないでいきたいと思っています」などとあいさつしました。
出演団体のトップを飾ったのは、「女声合唱団 る・それいゆ」。Spring Heart!〜春色時間〜、ダイニングテーブル、あなたのために〜JustSong for you〜を振り付けも交えながら歌い上げました。市内の保育園児を中心に構成されている「はまべのうたキッズ」は、浜辺の歌音楽館少年少女合唱団と一緒に「赤い鳥小鳥(作曲:成田為三)」などを子どもらしく元気に歌いました。
「第35回おかあさんコーラス全国大会」で最高賞の「ひまわり賞」に輝いた秋田声楽研究会カント・アムゼルは、圧巻の合唱で観衆を魅了するなど、 各グループが日ごろの練習の成果を披露し、会場を美しいハーモニーで満たし、感動を伝えました。
フィナーレでは出演者と会場全員が一体となって成田為三が作曲した「秋田県民歌」を歌い、合唱祭を締めくくりました。