2012年10月24日
コンテンツ番号2259
保育園のあるべき姿について意見交換
(2012.10.24)
第1回北秋田市保育園等の在り方検討委員会が10月24日(水)、市役所で開かれ、保育園関係者や福祉施設関係者などの委員が保育園の抱える諸課題やあるべき姿ついて意見を交わしました。
この委員会は、北秋田市の保育園が抱える諸課題及び将来にわたる保育園のあるべき姿等について検討し、保育園の今後の在り方の基本的な考え方と、それに基づく具体的な方策について市に提言することを目的に設置されました。
はじめに、委員会を組織する保育園保護者会代表、主任児童委員、民間保育園経営者、北秋田地域福祉施設経営者協議会委員、庁内関係部署職員から選任した11人の委員に津谷市長から委嘱状が交付されました。
開会にあたり、津谷市長は「昨今増加している共稼ぎ世帯について、保育を必要とする子どもさんをサポートすることによって、お父さんお母さんが安心して仕事ができ生活できる子育て環境を作っていくことが、まちづくりにつながり定住につながっていくと思います。この検討委員会は、市役所職員で構成する保育所等整備プロジェクトチームとあわせて、保育の現状や課題などの情報を共有する中で、各種変更や作業を進めていくものですが、この検討の後に市が保育園等整備5カ年計画を策定して、事業を展開していきたいと考えています。子どもたちの安全や健康を確保しつつ、発達過程に配慮した保育に務められる保育園等の仕組みを構築し、質の高い保育サービスの提供と各地域の保育体制の整備を進めることがこの検討委員会の趣旨です。皆様には保護者の方もいますので、それぞれの立場から貴重なご意見をいただきながら、保育体制の充実について、活発に検討を重ねていただきたい」などとあいさつ。
事務局の福祉課こども福祉班から各委員が紹介されたあと、子育て施策の更なる推進のため庁内で組織し10月19日に設置された、北秋田市保育所等整備プロジェクトチームが紹介されました。メンバーは、総務部長、教育委員会次長、財務部長、会計管理者、健康福祉部長、総務課長、総合政策課長、財政課長、福祉課長、鷹巣東保育園長の10人。
続いて、委員長及び副委員長の選出が行われ、委員による互選で、委員長には佐藤修助氏(北秋田地域福祉施設経営者協議会会長)、副委員長には神成昭弘氏(社会福祉法人県北報公会理事長)が選任されました。
委員長就任にあたり、佐藤委員長は「委員の方々は、保育園の経営に携わっている方、保護者会の会長としてがんばっている方、園長の方などその道の専門家だと理解をしています。また、行政のプロジェクトチームからもバックアップをしてもらえると思いますので、保育園等について慎重にあるべき姿を追求しながら、忌憚のない皆さんのご意見をいただき、市長に対して委員会の報告をすることになると思いますので、よろしくお願いします」などとあいさつ。
この後、事務局から、北秋田市の保育園等の現状と課題、子育て環境に対する要望等について説明しました。
委員会は今回を含め平成25年4月まで6回開かれる予定で、保護者アンケートなどをもとに特別保育事業や保育料、通園バスについて話し合うほか、保育園の民営化や指定管理、統廃合、定数見直しなど効率的運営などについても話し合われる予定です。また、委員会で出された意見をプロジェクトチームで取りまとめ作成される、保育所等整備計画の素案についても提言することにしています。
委員の任期は、平成24年10月24日から平成26年3月31日までとしています。
役職 | 氏名 | 所属等 |
---|---|---|
委員長 | 佐藤 修助 | 北秋田地域福祉施設経営者協議会会長(秋田県民生協会理事長) |
副委員長 | 神成 昭弘 | 社会福祉法人県北報公会理事長(南鷹巣保育園) |
委員 | 金澤 啓司 | 保育園保護者会連絡協議会(鷹巣東保育園保護者会会長) |
佐々木 健太 | 保育園保護者会連絡協議会(あいかわ保育園保護者会会長) | |
堀内 清美 | 保育園保護者会連絡協議会(認定こども園しゃろーむ保護者会会長) | |
丹波 望 | 社会福祉法人鷹巣地の塩会理事長(認定こども園しゃろーむ) | |
出川 長五郎 | 社会福祉法人綴子保育園理事長(綴子保育園) | |
近藤 直夫 | 社会福祉法人七日市保育会理事長(七日市保育園) | |
田口 鐘子 | 北秋田市主任児童委員 | |
三上 純治 | 北秋田市健康福祉部長 | |
下山 眞知子 | 鷹巣中央保育園園長 |