2012年09月09日
コンテンツ番号2218
10回目の節目に豪華な特別ゲストも出演
(2012.9.9)
「第10回北秋田市たかのす太鼓まつり」が9月9日(日)、綴子・大太鼓の館野外ステージで開かれ、大勢の太鼓ファンらが迫力ある太鼓演奏とパフォーマンスを楽しみました。
イベントは、市観光協会や綴子上町・下町大太鼓保存会など各太鼓団体で組織する『北秋田市たかのす太鼓祭り実行委員会(村井松悦実行委員長)』が主催。今年は市内から8団体と上小阿仁村『上小阿仁和太鼓保存会 鼓響』のほか、特別ゲストとして、国内外で活躍している仙台市『仙臺すずめ踊り』と男鹿市『なまはげ太鼓団体 男鹿っ鼓』が出演しました。
開会式では、はじめに村井実行委員長が「太鼓の町づくりの一環として立ち上げられた、この太鼓まつりも今回で10回目を迎えることができました。これも関係者の方々のご支援、ご協力があったからと心より感謝いたします。今回、10回目の節目に仙臺すずめ踊り、なまはげ太鼓団体男鹿っ鼓、あきたハタハタ団を迎えることができました。最後までごゆっくり心とからだに響く太鼓や踊り、そしてアートをお楽しみいただきたい」などと主催者あいさつ。
つづいて、来賓の北秋田市産業部・中川真一部長、近藤健一郎県議会議員、北秋田市商工会・伊藤公夫会長があいさつ。このうち中川部長は「今日は記念すべき第10回目ということで、特別ゲストを迎えた豪華プログラムとなっています。ぜひ、来場の皆さんには、フィナーレまで迫力ある音と踊りのパフォーマンスをたっぷりと堪能いただきたいと思います。イベントを準備いただいた実行委員会の皆さんに敬意と感謝を申し上げます」などと祝辞を述べました。
プログラム最初に登場したのが綴子上町大太鼓保存会。直径3.80メートルと3.44メートルの2張りの大太鼓で、雷鳴のごとく鳴り響く音を打ちならし、更には華麗な奴舞も披露され、第10回目となる『太鼓まつり』のオープニングを飾りました。
この後、『婦団連ふるさと子ども太鼓』、『上小阿仁和太鼓保存会 鼓響』、『婦団連たかのすふるさと太鼓』、『森吉山麓火まつり太鼓』、『北秋田ドラムサークル』、『綴子下町大太鼓保存会』が演奏。ここで突然、大雨が降り出しましたが、雨の中にも関わらず『鷹巣すずめ踊り』が熱演。雨のなかでも多くの来場者がその場に残り、大きな拍手を送っていました。
この後も、雨が止む気配はなく大太鼓の館の中に場所を移し、残りのプログラムが行われました。観客も多く、非常に狭いスペースでしたが、特別ゲストの『仙臺すずめ踊り』と『なまはげ太鼓団体 男鹿っ鼓』、『鷹巣ばやし普及会』が悪条件を感じさせない演奏を披露。特に特別ゲストの2団体は、圧巻の踊りと演奏を披露し、大きな拍手と歓声が会場に響き渡りました。
最後は、綴子上町・下町大太鼓保存会が合同演奏を披露。上町の3.8メートル、下町の直径3.71メートルをはじめ4張りの大太鼓が共鳴する迫力ある轟き音で観客を魅了し、太鼓まつりの最後を締めくくりました。