2012年09月10日
コンテンツ番号2214
地域全体で長寿を祝う
(2012.9.11)
平成24年度森吉地区の敬老式が9月11日(火)、森吉総合スポーツセンターで開かれ、約500人が参加し長寿を祝いました。
今年の敬老式対象者は市全体で8262人(男2942人、女5320人)、そのうち森吉地区の対象者は1607人(男597人、女1010人)でした。また、森吉地区で白寿を迎えられた方は8人、同じく米寿は62人、同じく75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は130人でした。
式典では、はじめに津谷市長が「今日もあっちっすなー。暑い日が続き、9月に入ってもこの暑さですが、今年も皆さんの元気なお姿に接することができ、私にとっても大変な喜びであり、皆さんのご長寿を心よりお祝い申し上げます。さて、森吉地区では、今年の3月に地域住民の悲願でありました森吉山ダムが完成し、美しい湖『四季美湖』も誕生しました。昨年の3月11日に発生しました東日本大震災や、頻発している豪雨などの異常気象は、市民にも影響と不安を与えていますが、市では平成19年の水害をはじめ、度重なる災害を教訓として、日本一災害に強い、安全・安心なまちづくりを目指して取り組み、また、地域の温かなつながりを大切にして、さらなる発展につなげていけるよう、精一杯頑張っていきますので、どうか皆さんには、豊富な知識と経験をもって地域社会を支える担い手として、これからもご協力をお願いします。皆さんが、いつまでもご壮健で心豊かな人生を過ごされますようご祈念申し上げますとともに、来年もこの場所でお会いできますことを心からご期待申し上げまして、お祝いのご挨拶とさせていただきます」などと祝辞を述べました。
次に、敬老作文を3人の児童が朗読。はじめに米内沢小学校6年の土佐里奈(りな)さんは「働き者のおじいさんと、いつも頑張っているおばあさんに、普段は照れくさくて言えない『ありがとう』という言葉をしっかり伝えたい」、 続いて浦田小学校5年の鈴木和真(かずま)さんは「僕のおじいちゃんとおばあちゃんは、みんな元気ですごいところがいっぱいある。そういうところを見習って僕も頑張りたい。今後はおじいちゃんとおばあちゃんの役立つことができるようになりたい」、最後に前田小学校6年の庄司彩香(あやか)さんは「おじいさん、おばあさんが地域でとても大切な役割を果たしていただいていることに感謝しています。わたしたちは、たくさん勉強をして、夢をもって未来に向かって頑張っていきます。ずっと長生きして応援してください」などとそれぞれが、発表しました。
続いて、来賓の黒澤芳彦・市議会議員、近藤健一郎・県議会議員、北林丈正・県議会議員がお祝いの言葉を述べたあと、新敬老者を代表して奥田稔さん(桂瀬)が「先に行われたオリンピックでは、多くのメダルを獲得しました。選手たちは皆、今までの自分の努力には触れず、周りの人たちへの感謝のコメントを述べています。私たちも、75年間で出会った多くの人たちに支えられ今日の自分があると思います。これからは、できる限り地域の活動に参加し、健康を保ちながら医療費を抑え、謙虚に感謝の気持ちを忘れず、人生を楽しんでいきましょう」などとあいさつを述べました。
式典終了後は祝宴が開かれ、参加された皆さんは互いの近況などを語らい、ステージでの踊りや歌を鑑賞して楽しい一日を過ごしました。