2012年09月15日
コンテンツ番号2207
いつまでもご壮健で心豊かな人生を
(2012.9.15)
平成24年度阿仁地区の敬老式が9月15日(土)、阿仁体育館で開かれ、約280人が参加し長寿を祝いました。
今年の敬老式対象者は市全体で8,262人(男2,942人、女5,320人)、そのうち阿仁地区の対象者は1,052人(男375人、女677人)でした。また、阿仁地区で白寿を迎えられた方は2人(女2人)、同じく米寿は50人(男22人、女28人)、同じく75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は72人でした。
式典では、はじめに津谷市長が「皆様が歩んでこられた、これまでの人生に思いを馳せると、私どもには想像もつかないご苦労もあったかと存じますが、強い意志と勇気をもって、それぞれの道を切り開き、今日の北秋田市の礎を築いて下さいましたことに、改めて心から感謝申し上げます。皆様には、豊富な知識と経験を持って地域社会を支える担い手として、ご指導賜りますようお願い申し上げます」などと祝辞。
つづいて、阿仁合小学校5年の中村美和(みわ)さんが「友だちに、日ごろ、おじいさん、おばあさん方にどんなことでお世話になっているのか聞いてみました。すると、やさしい、心配してくれる、何かつらいとき励ましてくれる、勉強を教えてくれる、笑顔で安心させてくれる、ご飯を作ってくれるなどたくさんの感謝の気持ちを聞きました。私たちは、おじいさん、おばあさん方にとてもお世話になっているのだなあとあらためて思いました。いつまでも、元気で過ごしてください。ずっと、健康で元気にしていてください」などと、敬老作文を朗読しました。
来賓を代表して松橋隆市議会議員、近藤健一郎県議会議員、北林丈正県議会議員がお祝いの言葉を述べたあと、新敬老者を代表して小林勲さん(銀山)が「終戦後の食糧難、日本経済の高度成長等、時代の大きな変革に対応しながら、自助努力を重ねて今日を迎えることができました。喜びも悲しみもたくさんの思い出が残っている。これからの残された人生は、さらに一日一日の健康管理に留意しながら、家族や社会にあまり世話をかけず、壮健で充実した生活をすることを心がけたい。私たちは、まだまだ未熟者ですので、行政や先輩各位のご指導をいただきながら、これまでの豊富な知識や経験を生かし、幸せを実感できる地域社会づくりのため微力ながら努力してまいります」などと仲間入りのあいさつ。
式典終了後は祝宴が開かれ、参加された皆さんは互いの近況などを語らい、ステージでの踊りや演目を鑑賞して楽しい一日を過ごしました。