2012年09月16日
コンテンツ番号2204
健康と長寿を祝い楽しく交流
(2012.9.16)
平成24年度鷹巣会場の敬老式が9月16日(日)、中央公民館で開かれ、約400人が参加し、式典と婦人会による祝い芸などで長寿を喜び合いました。
今年の敬老式対象者は市全体で8262人(男2942人、女5320人)、そのうち鷹巣地区の対象者は3791人(男1361人、女2430人)でした。また、鷹巣地区で白寿を迎えられた方は4人、同じく米寿は127人、同じく75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は314人でした。
北秋田市の敬老式は、9月7日の合川地区を皮切りに、9月9日の坊沢、栄など6地区、9月11日の森吉地区、9月15日の阿仁地区で行われ、今日の鷹巣会場が最後となっていたものです。
式典では、はじめに津谷市長が「皆様が歩んでこられた、これまでの人生に思いを馳せると、私どもには想像もつかないご苦労もあったかと存じますが、強い意志と勇気をもって、それぞれの道を切り開き今日の北秋田市の礎を築いてくださいましたことに、改めて心からの感謝を申し上げます。北秋田市は、地域の温かなつながりを大切にして、さらなる発展につなげていけるよう、精一杯がんばっていきますので、どうか皆様には、豊富な知識と経験をもって地域社会を支える担い手として、今後ともご支援、ご協力を賜りますようお願いします」などと祝辞。
続いて、祝品贈呈では、新敬老者代表者の横山恵美さん(材木町)、米寿代表者の清水堅助さん(新舟見町)へ津谷市長が祝品を手渡しました。
このあと、来賓を代表して小笠原寿市議会議員、北林丈正県議会議員、近藤健一郎県議会議員がお祝いの言葉を述べたあと、寺田冨士夫さん(米代町)が「たくさんの方々からお祝いの言葉をもらいましたが、それは私たちにではなく、我々の親にいただいたものだと思っていますので、今日帰ったら仏様に報告したい。戦中、戦後、そして鷹巣の場合には大火があり、その当時よく我々を育てたものだと、親には感謝してもしきれない思いです。先月、8月30日に能代市で聖路加国際病院の日野原重明先生の講演があり行ってきました。日野原先生は、逆境を乗り越えるためには凛として生きなければならない、と言いました。昨年11月5日の誕生日でしたから、間もなく101歳です。先生は、黙っていないで、何でも自分の好きなことを活動し、どっこいここに生きているんだということを発信しなければならない、そう言って教えてくれました。我々も委縮しないで、言いたいことは言って、こうした方がいい、ああした方がいいと声を出して、我が北秋田市を何とか立派な地域にしていきたいと思います」などと、新敬老者を代表してあいさつしました。
式典終了後は祝宴が開かれ、参加された皆さんは互いの近況などを語らい、鷹巣婦人会などボランティアによるアトラクションで楽しい一日を過ごしました。