2012年09月21日
コンテンツ番号2200
「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動基本に
(2012.9.21)
平成24年秋の全国交通安全運動が始まった9月21日(金)、北秋田市内各所でも決起集会や交通安全パレードなどが行われ、市民に交通事故防止を呼びかけました。
全国交通安全運動は、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的としています。
平成24年秋の全国交通安全運動は21日(金)から30日(日)までの10日間にわたり行われ、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本とし、夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止(特に、反射材用品等の着用の推進及び自転車前照灯の点灯の徹底)、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶を全国重点として、普及啓発活動を全国各地で一斉に行います。
この日、北秋田市でも総決起集会が市役所前及び市役所森吉庁舎前で行われました。このうち午前7時より森吉庁舎前で行われた阿仁部総決起集会(阿仁部交通安全協会主催)では、北秋田警察署をはじめ行政関係者ほか交通安全運転管理者協会、交通安全母の会、交通指導隊などの団体から約150人が参加しました。
集会では、はじめに交通安全に顕著な活動のあった方々に表彰状の伝達が行われた後、佐藤登阿仁部交通安全協会長が「今年も基本目標と重点目標がありますが、それ以外にも最近は少なくなりましたが、依然とある飲酒運転。また、最近全国的にも大きく取り上げられていますが、通学路の安全対策については、報道で全国には6万もの危険箇所があると報じられました。この地域にも危険箇所はあると思われます。これらの問題を提起し、皆さんと一緒に対策を考えていきたい。交通安全運動は、地域と家庭、職場の3つの要素が大きく関わってきます。今日の決起集会を契機にし、周知徹底を図っていただきたい」などと主催者を代表して挨拶しました。
続いて、北林一成・森吉地区安全運転管理者協会長、菅野隆・北秋田警察署次長、津谷永光・北秋田市長、中田吉穂・上小阿仁村長、近藤健一郎・県議会議員がそれぞれあいさつ。このうち津谷市長は「いよいよ秋の交通安全運動が始まりました。北秋田管内につきましては、昨年より残念ながら交通事故が増えており、死亡事故や一歩間違えれば大変なことになっていた事故もありました。行政としましては、交通安全施設や道路などインフラ整備を進めながら交通安全への役割を果たしていきたいと考えておりますが、それにも限界があります。日頃から地域で地道に支えて下さっている皆さんのお力がなければ、事故は防げません。今後とも皆さんのお力添えをお願いします」などと述べました。
この後、武石悦子・交通安全母の会上小阿仁地区会長が交通安全宣言。最後に、成田和吉・市交通指導隊副隊長が「上小阿仁村、北秋田市交通指導隊、ただいまからパレードに出発します」と交通安全パレードの出発申告をし、警察車両を先頭に交通安全パレードへ出発。沿道の市民に交通安全を呼びかけました。
表彰者は次の通りです。(敬称略)
表彰者・団体
東北管区警察局長、東北交通安全協会長連名表彰
功労者表彰=斎藤 祐一(新田目)
全日本交通安全協会長表彰 緑十字銅賞
交通安全功労者表彰=伊東 和子(鎌沢)
優良運転者表彰=庄司 忠雄(阿仁前田)
優良運転安全管理者表彰=小林 進(上小阿仁村五反沢)