2012年08月09日
コンテンツ番号2168
浄化槽普及のため学習を
(2012.8.9)
秋田県合併処理浄化槽普及推進協議会(会長:津谷永光北秋田市長)の市町村職員研修会が、8月9日(木)、森吉コミュニティセンターで開かれ、市町村の担当者35人が出席し講義や意見交換を通して学習を深めました。
同会は、秋田県下における合併浄化槽の普及及び維持管理の適正化を図り、生活環境の保全と公衆衛生の向上に寄与することを目的として、県内24市町村の会員で組織しています。
はじめに虻川副市長が「昨今、家庭の台所や風呂などの生活排水が河川や湖沼の水質汚濁の大きな原因となっているが、こうした中で、健全な水環境を守り、生活排水の水質を向上させていくことが重要であると考えます。水質向上対策としては、公共下水道や農業集落排水事業がありますが、中山間部においては、合併処理浄化槽の設置が最も効率的であり、財政的にも負担が少ないと言われております。また、東日本大震災におきましても、合併浄化槽は、被害を受けた施設の特定や修繕等、早期の対応となり、中央処理に勝るとも言われております。このような研修会を一堂に会して開催することは有意義なことであり、研さんを積まれ、業務に生かしていただきますよう念願します」などとあいさつを述べました。
研修では、全国浄化槽推進市町村協議会事務局長の山田胤雄氏が浄化槽管理者講習会実施マニュアルや浄化槽行政、生活排水処理計画について講義。続いて、秋田県の担当者などが講師を務めて意見交換会を行いました。