2012年08月09日
コンテンツ番号2165
今年度も5人が英語指導
(2012.8.10)
平成24年度北秋田市ALTとして着任した5人が8月10日(金)、市役所を訪れ着任のあいさつをしました。
北秋田市では、小中学生の英語力・英会話の上達を主な目的として外国語指導助手 (ALT)を招へいしています。外国語指導助手は、各学校の外国語指導主事として、外国語教師の指導の下で、日本人の外国語教師の行う授業の補助や地域の国際交流に関連する活動を通して、英語学習の支援や異文化交流の役割を担います。今年度も着任した3人を含めて5人の外国語指導助手が各学校に分かれて、市内小中学生の英語教育向上のため活動します。
この日、市役所を訪れたのは、今年度から着任するシャウ・トッドさん、モリス・ラッセルさん、リーゼンバーグ・ジョナサンの3人と3年目を迎えるコーリガン・ロバートさんと4年目のフライル・アルフォンソさんの計5人で、いずれもアメリカ合衆国出身です。
はじめに、三澤仁教育長が「ALTの皆さんは子供が大好きで、子供も皆さんになついてくれている。また、授業でも優しく丁寧に教えてくれるので、みんな授業を楽しみにしてくれている。北秋田市のALTは本当に良い人たちです」となどと話し、5人を紹介しました。
続いて、工藤信夫副市長は「前に私が東京に行った時に、外国の方に英語で道を聞かれたことがあり、話している英語を理解することは出来たが、話すことが出来ず、もどかしく思いながらジェスチャーで思いを伝えたことがあった。国際化が進む中、英語は世界の共通語と認識している。小さい頃から英語を話せる環境をつくり、私のような思いをする人が一人でも少なくなってほしいと思っている。皆さんのご協力をお願いすると共に、たくさん楽しんで良い思い出を作ってもらいたい」などと歓迎の言葉を述べました。
最後に、新しく着任されたALTが、ALTに希望した理由を聞かれると「日本語を勉強したかった。また、アメリカで学んだことを日本で伝えたかった」(ラッセル)、「日本の文化を学びたい。また、日本とアメリカの交流を深めたい」(トッド)、「英語を教えながら、日本語が勉強できるから」(ジョナサン)とそれぞれ述べました。また、北秋田市の印象については皆さん「自然が多く、すごく綺麗な所だと思います。北秋田市にはスキー場もあり、みんなアルペンスキーをするので冬が楽しみです」と話していました。
トッドさんは鷹巣中・鷹巣小・鷹巣東小・綴子小、ラッセルさんは鷹巣南中・鷹巣南小・鷹巣中央小・鷹巣西小、ジョナサンさんは森吉中・米内沢小・浦田小・前田小、また、前年度に引き続き、アルフォンソさんは阿仁中・阿仁合小・大阿仁小・合川東小、ロバートさんは合川中・合川東小・合川小、合川北小で、それぞれ子どもたちの英語の指導にあたります。